大阪・北摂で活動中の心理セラピスト・仙波レイナです。

早速ですがあなたは立てた目標はその後、計画通りできますか?
努力の継続はできていますでしょうか?
好きなことややりたいことは続いていますか?

この前、ビデオ通話をしていたとき「よし!ダイエットや!ワークアウトする!」と堂々と宣言する私を見て「アイス食べてるし!いつするの!?」と友人がツッコミ。無意識にアイスを食べている自分を見てようやく矛盾に気づいた私でした。(苦笑)

「いつも三日坊主で終わってしまう…」
「やると決めたのに、すぐ諦めてしまう」
「なかなかやる気が起きない」

その気持ちが痛いほどわかるので「なぜやると決めたのに人はできないのか?」
その心の仕組み、何も続かないと感じたときこそ見直すべきことを解説します。

“動機(モチベーション)“を確認する

・英語を勉強する

・昇進・昇格する

・副業を始める

・恋愛成就(彼氏・彼女がほしい)

・結婚する

・ダイエットするetc…

あなたはなぜその夢・目標を叶えたいですか?
人は得たいもの・行動の向こう側に、それを叶えることで得たい“感情・感覚”があります。
これはマーケティングの世界でも使われている鉄板の心理です。

私たちが本当の意味で叶えたいのは得たい、感じたい「感情・感覚」です。
あなたはそれを叶えることで、行動することでどんな感覚を得たいのですか?

「なぜ?」を最低でも3回自分に聞いて深く掘り下げていってください。
難しい場合は、友人や仲間同士で掘り下げて行くのもOKです。

三日坊主になる原因とは?

行動が続かないとき、それはその動機(モチベーション)がズレている可能性があります。

そもそも人は行動の先にある心理的な動機を元に行動します。

そして、その動機は大きく2種類に分けられます。

2つの動機(モチベーション)とは?

・成長動機(ホワイトエンジン)

知識を身につけて成長したい。
「好き」「ただしたい」純粋な想いから生まれたもの

・欠乏動機(ブラックエンジン)

自分に自信がないから(不安や恐怖を埋めたい)
ダメな自分を変えたい(自己否定感)
今の無能な自分からすごい人間になって認められたい(承認欲求)

「成長動機」で続けている場合、プラスのエネルギーなのでワクワクした静かな情熱を感じるはずです。

なんだか精神的に苦しい状態が続いている時は「欠乏動機」になっていないか確認が必要です。

行動が続かない理由

欠乏動機で行動している場合、そもそも根底に欠乏感や自己否定感、不安や恐怖があるということです。

・自分なんてどうせうまくいかない
・失敗が怖い、恥ずかしい(失敗する自分はダメ)
・どうせ自分なんて受け入れてもらえない
・そのままの自分は価値がない

etc…

こんな感覚はありませんか?

欠乏動機で行動する人はこういう感覚を感じたくなくて最初は何かと行動しますが、

一方で、行動すればするほど、次は行動後に失敗したり、自分のできないところやダメな部分を感じるのが怖くなって行動が無意識に止まりはじめます。

止まったら止まったで今度は、「また続かなかった」「そんな自分じゃダメだ」と自己否定して再び行動。

このように自己否定感や不安を避けたり、それらを何かで埋めようとする無限ループが始まります。

これが三日坊主の心理的な原因です。

そして、心の苦しさはいつも不安から逃げて、物事が続かない自分を責めているから感じるものです。

モチベーションを切り替えよう

あるあるネタ。ミュージシャンへのインタビュー記事でなぜギターを始めたかの質問に対して

「女の子にモテたかったから」

と単純な動機から始めたギタリストの回答が多いです。

伝説のバンド「アリス」・ソロでも活躍して昨年逝去した谷村新司さん、ジャズ・ギターの開祖、チャーリー・クリスチャンさえもその一人。


谷村新司さんのあるインタビュー記事を例にすると
「女子にモテたい」から始めたギター。

小学校時代に肥満児だったらしく、周りにからわれたこともあったそうです。

そんな時に気を紛らわせてくれた音楽。

ダメな自分を変えたいと始めたギター。
最初は自己否定(欠乏動機)から始めたギターも音楽の世界に魅了されて純粋な音楽への愛(成長動機)に変わり、彼は数々の名曲を生み出しました。

「遠くで汽笛を聞きながら」

私の一番大好きなアリスの名曲です。

最初は「女子にモテたい」の裏側にあった「欠乏動機」から始まってもいい。
その世界が純粋に好きになったら「成長動機」に切り替えればいいし、また自己否定感や承認欲求が強くなって欠乏動機になっても「動機を確認・気づいたら戻す」の繰り返しでいい。

伝説のギタリストのように動機を切り替えていいんです。

目的や目標、その先の動機をいつも確認することの重要性

私たち心理セラピストは心(無意識)の専門家として日々仲間と精進して、師匠である先生・諸先輩方の指導を受けて更なる社会貢献を目指しています。

ですが私たちも生身の人間。「無意識」は気づかないからこそ、無意識と呼びます。

私たちも人間だからこそ、不安や恐怖を無意識に避けてしまったり、成長動機でやっていたのにいつの間にか欠乏動機にすり変わってしまったり、潜在的に持つ自己否定感に気つけば一人苦しめられているときもあります。

動機の確認は定期的に必要な理由はそこにあります。
せっかくの夢を、かけがえのない命の時間を台無しにしてしまったり、夢の方向性を見誤ってしまったり、せっかくの目標や夢で自分を苦しめてしまう…

「弱さ」があるからこそ人間。
それが人間。
それも人間。

自分では気づけないそんなとき、どうすればいいのか?

そういう時こそ、「弱さ」を受け入れて信頼している周りの力や助けを借りる時です。お互いに励まし助け合うことでさらに信頼を深めるチャンスでもあります。

そして少年少女のような純粋な想いだった自分を思い出すこと。

もし、恐怖と不安でいっぱいになって、苦しすぎて純粋な心もわからなくなれば、立ち止まって落ち着くまで少し休めばいい。
気分転換してもいいんです。

私も立ち止まる方が多い日々です。

「袖振り合うも他生の縁」出合ったいろんなご縁を大事に感謝に変えて、日々自分を戒めて自分に向き合う仲間や先生たちの背中を見て次に続こうと思えます。

恐怖を抱きしめながら新たな壁を乗り越えていこう。

カッコ悪い自分も受け入れてカッコ悪い自分のまま前へ進もうと決意しました。

三日坊主も三日連続を繰り返せば、今より先には進めます。止まったら休めばいい。
変な方向にいっているならお互い声かけ合って進めばいい。

三日坊主を克服するためには

三日坊主になってしまう原因と本当の問題は先にも話した通り、自分の心の中にある無意識の欠乏感、自己否定感、不安感や恐怖です。

自分なんてどうせダメ
どうせうまくいかない
失敗が怖い

この感覚が強いと人は純粋な成長動機で行動することがなかなかできません。

だからこそまずは自己否定感や恐怖の原因、物事が続かない原因に気づくことが解決の第一歩です。

自己否定の感覚は主に幼少期の家族や親との関係性で生まれたものがほとんどです。

電話カウンセリングなどを活用し、まずは自分に対する否定的な感覚や行動が止まる原因がどこから来るのか、幼少期の家族との関係性やそこでの心の問題を整理をしてみてはいかがでしょうか。

ぜひ自分を受け入れて、自分の純粋な成長のために自分を生きる一歩を踏み出してみて下さい。

電話カウンセリングの詳細はこちらをクリック↓

セラピスト一同、精いっぱいサポートさせていただきます。

コラム担当者の紹介:協会推薦セラピスト 【大阪】仙波レイナ

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