みなさん、こんにちは。
京都で活動しています杉原京子です。

7月になりましたね。今年ももう半年過ぎました。時間が経つのは、本当に早いなと感じます。
今年はコロナの時にしていた色んな制限が緩和され、イベントや祭りが復活し、多くの人が外出して楽しんでいる光景を目にします。

特に京都では海外から観光客で溢れかえるほどで、時々、あれ?ここ日本よね?っと思うほどです。
みなさんは今年の夏はどんな風に過ごすか、どこに行こうか、何か計画を立てていますか?
引き籠っていた3年分を取り戻せるような、楽しく過ごせるといいですね。

さてさて、
今回のコラムは、自分がよく分からない人向けに「言葉と感情、感覚がリンクしていますか?言語化の大切さに」について書きました。

リトリーブサイコセラピーでは、人の感情や感覚を扱います。なぜ感情や感覚を扱うかというと、人は感情や感覚を元に行動を起こしているからです。
感情や感覚が変わると行動も変わり、人生にも変化が起こるからです。

そして何よりも、自分の感情や感覚を取り戻すことが、自分を取り戻すことになり、人生の主体を自分に戻すことになるからだと私は考えています。

いえいえ、自分はちゃんと感情を感じています。言語化も出来ているそうおっしゃる方もいるかと思います。

そういう人の場合、言葉上の単語としては認識出来ていても、感覚と繋がっていず、気持ちがのっかっていない場合や状況をつぶさに説明しているだけだったりします。
また、本当は怒っているのに、悲しいと言ったり本来感じている感情とは別の感情を表現していることがあります。
そして、
そもそも、感情って?私何も感じてません。分かりません。そうおっしゃる方もいらっしゃると思います。
(私がそうでした。。。。)

どちらにしても感じている感情や感覚とそれを表現する言葉がリンクしておらず、一致感を感じられていないのです。


そんな人は
・いつも会話に抑揚がなく平坦で、目が動かずぼーっとどこか一点を見つめていたり、焦点があっていない。
・表情の変化が乏しかったり、なかったり、いつも自分という存在自体あやふやになっています。
本当は感情や感覚をたくさん感じているのだけれど、それをありありと感じてしまうと、死ぬほどの恐怖を感じてしまい、生きていけなくなると思っているので
何も感じてません。わかりません。
そう言って抑圧し、自分を分からなくさせて失わせたり、心と体(感覚)を切り離して、自分を感じる事を止めています。

もしくは、感じないようにずっと意識を外に向けるように人の言動ばかり気にしたり、お酒、買い物、過食、スマホといった行動や物に依存していたりまします。

現実を逃避させるために、過眠している人もいます。


ですが、本当は感じているので、
漠然とした生きづらさを心身共に重く感じていたりします。
感じてないのではなく、感じないように止めてい抑圧しているのです。


そんな人は幼少期に感情を出すと、親が否定や拒絶、攻撃してきたので、感情を出す事は怖い目にあうと思い込み、感情を出すことや、感じることすらも禁止しています。

そしてそもそも親自体も感情を表現しない人だと、子どもにとっては必要な情緒的な関わりや共感がなかったので、感情や感覚の言語化が全くしていなかったのです。

親に気持ちを聞いてもらってない、感情を受け止めてもらってない、共感してもらってないので、自分の感じた感覚が何なのかもよく分からずモヤモヤ、ザワザワという漠然とした言葉だけで終わらせてしまっています。
この感覚を感じている時、あなたは「怖さ」を感じているんだよ。これが「怖い」だよ。だからこの感覚を感じている時は「怖い」って言葉で表現するんだよ。
この感覚を感じている時、あなたは「淋しさ」を感じているんだよ。だからこの感覚を感じている時は「淋しい」って言葉で表現するんだよ。
この体を緩めていいんだよ。この緩めて委ねる感覚が「安心感」だよ。
本来ならこれを親との間で、気持ちを聞いて、受け止めて、共感してもらい、自分の体を感じながら、ひとつひとつ言語化していくことで、感覚と言葉がリンクする一致感を感じていきます。


そうやって自分と繋がることができるようになり、自分の本音や欲求を知り、自分というものを感じて自己を作っていきます。



本当は怖かった
本当は嫌だった
本当は寂しかった
本当は…


失くした自分の感情や感覚、欲求、本音をひとつづつ感じながら言語化し、自分のものへと取り戻しひとつに統合していきます。
自分の感情を取り戻し本音に気づいて受け入れていくことで自分という核がはっきりし、自分の欲求に沿って自己実現していくことが、自分の人生を作り生きていくことだとと私は思います。


また人との関係においても、自分の本音や欲求を知り、それを大切にできるようになります。そうすると相手の気持ちを知って理解しようとしたり、相手の気持ちを尊重して、おもんばかることができるようにります。コミュニケーション力がついてきます。

そうすると人と感情を通じての関わりや繋がり感を得られ、人と繋がる喜びや楽しさや信じる深さが強くなり、より充実した人生、幸せな人生を生きることになります。



もしも、自分がよく分からない、どうしていいかわらない、何か漠然と感じていてるがそれが何かよくわからなくてしんどい、辛い、そんな方は先ずは電話カウンセリングで言語化をサポートしてもらうことで自分の人生を生きる一歩を踏み出してみませんか?

コラム担当者の紹介:協会推薦セラピスト 【京都】杉原京子

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