こんにちは。
北九州市を中心に活動しております心理セラピストのATSUMIです。

皆さんは、「人とのつながり」について考えたことはありますか?

家族、友人、職場の仲間、パートナー。

私たちは誰かとのつながりの中で生きています。

そして実は、人とのつながりは単なる「人間関係」ではなく、私たちの心の土台となるとても大切なものです。

今回は、幼い頃の親子関係と「愛着障害」、そして大人になってからの生きづらさとの関係についてお話ししたいと思います。

子どもは「つながり」を求めている

犯罪心理学者の出口保行さんは、犯罪を犯す際には「リスク」と「コスト」を考えるとお話しされています。

リスクとは、捕まる可能性のこと。

コストとは、犯罪によって失うもののことです。

大人であれば社会的信用や仕事、家族などがコストになりますが、子どもにとって最も大きなコストは「親との関係」だそうです。

親との信頼関係が育まれている子どもは、「親を悲しませたくない」「親を裏切りたくない」という気持ちが働くため、犯罪の抑止力になります。

それだけ、親とのつながりは子どもにとって大きな意味を持っているのです。

居場所を求める子どもたち

近年、新宿・歌舞伎町の「東横キッズ」や、大阪・道頓堀の「グリ下」と呼ばれる若者たちが話題になりました。

もちろん全ての子どもが同じ背景を持っているわけではありません。

しかし、その中には家庭の中に安心できる居場所がなく、親から無関心だったり、一方的に厳しく育てられたりした子どもたちもいると言われています。

家では孤独を感じる。

自分を理解してくれる人がいない。

そんな子どもたちは、仲間とのつながりを求めます。

時には、その仲間との関係を守るために、万引きや問題行動に巻き込まれてしまうこともあります。

それは物が欲しいからではありません。

「仲間と秘密を共有できた」
「自分の居場所ができた」
「仲間に受け入れてもらえた」

そんな感覚が、その子にとっては何よりも大切だったのです。

人はそれほどまでに、誰かとのつながりを求める存在なのだと思います。

大人になっても続く「つながり探し」

犯罪に至るケースはほんの一部かもしれません。

しかし、幼い頃に安心して親に頼ることができなかった場合、その影響は大人になってからも続くことがあります。

・人との距離感が分からない

・相手に嫌われることが怖い

・いつも人に合わせてしまう

・恋愛や人間関係がうまくいかない

・強い孤独感を感じる

こうした生きづらさの背景には、愛着の問題が隠れていることがあります。

本当は人とつながりたい。

でも傷つくのが怖い。

近づきたいのに近づけない。

そんな葛藤を抱えながら、人は無意識に「安心できるつながり」を探し続けているのです。

どうしたら良いのか

まず大切なのは、

「幼い頃の自分は傷ついていたのかもしれない」

と認めてあげることです。

どうして人間関係がうまくいかないのだろう。

どうしてこんなに生きづらいのだろう。

どうして人との距離感が分からないのだろう。

そんな悩みがあるとき、もしかすると健全な愛着関係が十分に育まれなかったのかもしれません。

それは決して、あなたが弱いからではありません。

幼い頃の環境の中で、一生懸命生きてきた結果なのです。

そして、そのことに気づいたら、一人で抱え込まないでください。

信頼できる友人でも構いません。

必要であれば、セラピストの力を借りることも一つの方法です。

人は傷つきながらも、人とのつながりの中で癒されていくことができます。


受け止めてくれる人がいることで、自分自身と向き合う勇気が生まれます。

リトリーブサイコセラピーでは、幼い頃から抱えてきた心の傷や愛着の問題に向き合い、本来の自分らしい人生を歩むお手伝いをしています。

あなたが安心できるつながりを取り戻し、自分らしい人生を歩めるよう、私たちは応援しています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


コラム担当者の紹介:協会認定セラピスト 【北九州】ATSUMI(白石厚美)

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