プロフィール

JUNO
私は東京生まれで父と母の一人娘として育ちました。
両親は実子を生後9か月で亡くした後、数年経って私を家族に迎えました。
子を亡くした親と、親のいない子のマッチング家族です。
私を産んだ人は日本人女性であるということ。
その人は「子供の父親は日本人でない」と口にして、出産翌日に病院から消えた、という30歳になって父から聞いた言葉。
私の出自に関する情報はそれがすべてです。
小さい頃から今までずっと、「あなたは純粋な日本人なの?」と繰り返しいろんな立場の人から聞かれてきました。
「当たり前じゃん」「そうだよ」「たぶんそうだと思います」 どう答えても、自分がなんだか納得していないのがわかります。
しかも、見慣れた自分の顔は、どうやら他の人からは「純粋な」日本人には見えていないようです。
自分のルーツを確かめられないかな・・・そんな風に昭和の頃から思っていました。
「私は誰なんだろう」「どこからきたんだろう」「私と他人、いったい何が違うんだろう」
そう繰り返し自問自答してきました。「私たちの子だよ」 両親に聞いても正解は落ちてきません。
頭と心の片隅にずっとある、アイデンティティに関する壮大なテーマです。
私の母は献身的な優しい人でした。
そして、最大の関心事は私をちゃんと育てること、いい母親になること、そしてそれを通して自分を肯定していくこと。
そのためには一瞬たりとも子供から目を離してはいけない。全力を注いで育てる。
私の甘えは彼女の承認欲求を満たし、私が親元を離れて独立する事を、彼女は “親を見捨てる裏切り行為” と捉えていました。
子供が自分から離れることが耐えられなかったのでしょう。この子も失ったら、もう生きていけない。
父は、自分のすべきこと、やりたいことを淡々と、誠実に日々やっていく人でした。
尊敬する人であり、師匠であり、先輩であり、大切な友達・・・無条件で私を受け入れてくれる人。
しかし、唯一、母が私に全集中し続けることを止めてくれる人ではありませんでした。そこには大きく反発もしました。
「ママはそういう人なんだ。それだけはどうにも仕方がない。(=だからがんばって付き合ってやってくれ)」
父には母が私に執着する理由がわかっていたから、やめろとは言えなかったのかもしれません。
私は本当は親を持っていなかった。なのに両親がいて、兄弟同然に同じ場所で育った従妹も、親戚もいて、教育も十分にしてもらっている。
日々安心していられてる。何も困っていない。むしろとても恵まれている。だからきっと、神様か何かに感謝しないといけない。
誰も本当の親子でないなどと言っていないのに、私はなんとなく、そんな風にに自分の立場を感じていました。
そんな環境で育った私は、20歳の頃、はっきりと自分の存在理由を決めました。
「この二人が生きている間、私はこの人たちを楽しませて、笑顔にして、幸せ感じてもらうために生きる」
従順ないい子ではまったくなかったので、反抗も反発もめいっぱい、やりましたけれど。
そんな両親も数年前に他界。今度は、私が私のために生きる時間のスタートです。
親のために生きていた自分にとって、「選ぶ」「決める」という事は、「親はなんて言うだろう、親はどう感じるだろう」を考える事でした。
親がいなくなってもなお、暗黙の親からのGoサインを待ってしまう癖が染みついていました。決められない。選べない。
何か選ぼうとしても、頭の中に母親の声が聞こえてくるようで、母親の意を汲んだ選択を無意識にしようとしてまた悩む。
それに気づかせてくれたのがリトリーブサイコセラピーでのセッションです。
そしてセッションを重ねたことで自分の視点で安心して決断できるようになった事が一番の変化です。
選ぶとき、決めるときに親の声はもう聞こえません。自分で選んで自分で決める。新しい、とてもワクワクする感覚です。
親に申し訳ないような、不義理な気がして今までできませんでしたが、
自分で選べるようになった私がやると決めたのが、ルーツを知るための遺伝子検査です。
そこで、私の約半分が日本人、残りうち半分はフランス人とイギリス人、そして残りはアフリカ系であると知りました。
2カ国以上のルーツがある、いミックスと呼ばれる方ですね・・・ 遺伝子解析会社の人に少しだけ身元を確認してもらったような気持ちです。
それは、「なーんだ、そうだったのか」と、少し微笑みたくなるような、経験のない安心を伴う感覚でした。
そんな体験を経てなお、自分という存在の不思議さ、他人という存在が自分に与える影響、
人間そのものへの興味と関心はますます深くなり、これからの人生をかけて探っていきたいテーマとなっています。
みなさんの 「いま」 には、これまでのたくさんのストーリーが隠されています。
あなたの今の行動や考え、言葉には、そうなるに至ったたくさんの背景があります。
これまでの自身のストーリーを経て、 「いま」 から 「次」 の一歩へ、
誰でも、いつでも、どんな方向へでも踏み出せると信じています。
これまでがどうであったとしても、次の一歩を自分で選んで力強く踏み出す
そんな場面に 「いま」 いるあなたに寄り添い、全力でサポートしていきたいと思っています。
どういう人向けに良いのか
- 性格や経験、家族、性自認等、個人的、またはジェンダーアイデンティティに不安や迷いのある方
- 過保護な環境で圧迫感は不自由を感じている方
- 断ることが苦手、決めるのが苦手な方
- 夫婦関係、恋人関係等、パートナーシップに悩みのある方
- 子供や配偶者、恋人など他者に依存、執着しやすいと感じる方
- 空気を読むことで疲れ、消耗していると感じている方
メディア情報
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