こんにちは。
東京・神奈川で活動しております、心理セラピストのヤコーヒロコです。
9月も半ばとなりましたが、関東地方は暑い日が続きながらも、朝晩はだいぶ涼しくなってきました。
皆様のお住まいの地域はいかがでしょうか?
本日は、「自分を受け入れる」ということについてお話ししたいと思います。

自分を受け入れるって心理や心理系のブログなどに興味がある方はよく目にする言葉ではないでしょうか。
「自分を受け入れることが大切」とよく言われているかと思います。
この「自分を受け入れる」とは、どいういうことだと思いますか?

■自己否定が強いと

逆に、「自分を受け入れていない」と聞くと「自己否定」と言った言葉が思い浮かぶ方も多いかもしれません。
自己否定が強い人にはこんな傾向があります 。

・生きづらい
・自分を責めてしまう
・人と関わることが怖い
・苦しい
・私なんて、と自暴自棄になりやすい

こういった問題が出てくるため、
「自分を受け入れましょう」という言葉がよく聞かれるようになりました。

■自分を受け入れるとは?

さて、最初の質問に戻ります。

「自分を受け入れる」って、どういうことなのでしょうか?

こんな風に考える方も少なくないようです。

・自分のできたことを認める、自分で褒める
・「自分は愛されている」と思う
・自分はすごい、と認める

もしかして、あなたもそんな風に考えていませんか?

「私、できる! 」
「私、愛されてる!」
「私、すごい!」

一見ハッピーそうな言葉ですが、こんな風に自分の「いい面」だけを受け入れる、ということをやっていると、自分の中の黒い面・ダメな面・できない面を無かったことにし、抑圧していくことに繋がります。

例えば、人に対して嫉妬する自分にバツを付け、嫉妬していることをなかったことにする。
…同じような人が現れるたびに抑圧された嫉妬が膨れ上がります 。

例えば、できない自分、改善が必要な自分を見ないふりをする。
…根本的に解決できないので、問題がいつまでたっても解決しない。

それって自分のマイナス面(と本人が思っている部分)に蓋をして「現実の自分」を見ていない状態なのです。

■現実の自分から目を逸らすと

加藤諦三先生曰く
「現実からの逃避は、自分からの逃避である。自分を見つめるということは、現実を見つめるということである。現実にふれるということは、自分自身にふれるということである。」(加藤諦三「自信」より)
この言葉の通り、現実の自分から目を逸らしてしまったら、自分自身から逃げることになり、人生は止まります。
頭の中の自己像と現実の自分自身が合っていないため
・言動に矛盾が生じる
・言い訳が多くなる
・人と信頼関係が築きにくくなる
こんな事が起こるようになります。

そうまでして、なぜ現実の自分から目を逸らしたいのか?
「いい自分」「OKな自分」以外を否定しているからです。

一見、自分のいい面を受け入れているように見えても、現実の自分を丸ごと受け入れていないということは、結局自己否定していることになるのです。

■現実の自分を受け入れるには

まず、ほかでもない自分自身が「どんな自分でもOK」だ、という心境に至ることが大切です。
この心境になると、各段に生きやすくなります。

自分をジャッジし、自分自身を責め苛む声が聞こえなくなるからです。


でも、
・親の期待に応え続けてきた人
・親からできた時はOK、失敗したら怒鳴る、など、条件付きの愛情を受け取っていた人
・人を上下(できる・できない、年収が高い・低い、など)で考えている人
などは、「理想の自分像」を強固に作り上げているため、なかなかこの境地に至ることは難しいのも事実です。

「ありのままの自分」はダメだと思っているからです。

でも、現実から目を逸らしてハリボテの自分で生き続けるは、なかなか苦しいものです。

もう少し、自分自身に目を向けて受け入れられるようになりたいな、と思われたら、電話カウンセリングを利用してみてはいかがでしょうか。 お電話お待ちしております!

コラム担当者の紹介:協会推薦セラピスト【東京】ヤコーヒロコ

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