みなさん、こんにちは。
東京、埼玉を拠点に活動している心理セラピストのふじわらじゅんこです。

私は新しい職場で働き始め、早3ヶ月になります。
新しい環境に飛び込んだ時、そこの人間関係や一緒に働く人はどんな人達だろうって色々気になりますよね。
今は絶賛!職場で出会った人の人間ウォッチングを楽しみながら仕事をしています!

私はなかなか自己否定が強かったのですが、新しい環境に飛び込んでみてずいぶん楽になっているなぁと改めて体感しています。
心理を学んできて良かった!
自己否定の解決は、人間関係の生き辛さを大きく解決してくれますよね。

日本人はもともと他の国の人と比べて自己否定の傾向が強いそうです。
社会的にも、自己否定や自己犠牲が美徳のような感覚はありませんか?

私はありました。

謙遜とか譲り合いの文化は日本の良さでもあるけれど、過剰な自己否定を根底に持っている人は生き辛さを抱えてしまうので要注意です。

自己否定は嫌で苦しいのにどうしてしてしまうのでしょうか。
自分と向き合い、自分を受け入れるとはどういうことなのでしょうか。
私の遠回り失敗談も絡めてお話したいと思います。

自分のことが大嫌いで、「私はダメだ」「私なんて生きてる価値がない」と自分を罰したり、「私が悪い」「どうせ出来ない」「私はバカだ」「自分は人より劣っている」と自分で自分を否定するのが自己否定です。

(※自己嫌悪という言葉の方がしっくり来る方は自己嫌悪に読み替えてくださいね)

こんな風に自分を否定していたらとっても苦しいですよね。

中には死にたくなってしまう人もいます。
自己否定しているとすごく苦しいし、生き辛いのになぜやめられないのでしょうか。

 「脳は不快を避けて、快を得ようとする」

脳の中央には偏桃体という器官があります。
その偏桃体の働きに「人は不快を避けて、快を得るために行動する」という特徴があるそうです。

自己否定から抜けたいと言いながら、今もやっている、やめていないということは、「自己否定をすることで快を得ている」ということが言えるのです。

自己否定からどんな快を得ているの?と不思議に思うかもしれませんね。

例えば、

・自分で責任を取らなくていい
・これ以上傷つかないでいられる
・無力でいたら人に依存できる
・頑張る原動力が得られる

などなど色々あります…

嫌だけど「自己否定をするメリットがある」という現実に気付けると思います。
そうすることで人から嫌われないように、見捨てられないようにしています。

「本当は、人から受け入れてもらいたい」

自己否定の本当の目的は、人から受け入れてもらうことにあることが多いです。

でも自己否定している人は、受け入れてもらいたくて自分のことを否定しているのに、「あなたのことを受け入れますよ」という好意的な人が現れても、相手を信じることが出来ないということがよく起こります。

これはなぜかというと、自分が自分を否定しているからです。

こんな私は受け入れられるわけがないという信じ込みが強いために、好意的な人を信じたり、受け取ったりすることが出来ないのです。
自分のことを否定している限り、人を信じられるようにはなれません。

これってとても悲しくないですか?

私はこれに気付かされたとき、本当にバカバカしくなってしまい、誰よりも自分が自分のことを信じたい、心から自分のことを大事に出来るようになりたいと思ったのです。

そして、まずは自分と向き合って自分を受け入れていこうと思ったのですが、私はこの時に向き合い方を間違えました。
私のように勘違いをしている人もいるかもしれないので、失敗談をご紹介します。

私は「自分と向き合う」ということを、ダメな自分を全部洗い出して、そんなダメな自分をよく見て認めていくことなのだ、と思ったのです。

「私にはこんなダメなところがある」
「こんなブラックな感情もあるんだな」、と。

そうやって見たくない自分と一つ一つしっかり向き合って浸りきることが、自分を受け入れるってことなのだと勘違いをしたのですね。

それをやりつづけた結果、私は自己否定の無限ループにはまっていきました。
自己否定の底なし沼です。

そりゃそうなってしまいますよね…

私にはこんなダメなところがある⇒さらにこんなダメなところもある⇒本当にダメな人間だ⇒こんなだから私はダメなんだ⇒もう生きてる価値もない………

お恥ずかしいけれど、こんな調子でした。

でも、こういう人は私だけじゃないと思います。
自己否定を握りしめている人の頭の中ってこんな感じなのです。

私はセッションを受けて、やっと自分の向き合い方の間違いに気付かせてもらい、自己否定のメリットと向き合いました。

そして自己否定をやめる!と決めました。

決意したら、本当に自分の意思で自己否定ってやめられるのですよ。
自己否定している自分に気付いたら、それ以上自分を否定することを自分で止めるだけ。
今、自己否定しているな、で終わらせます。

だからダメでもないし、そうなんだな、とただただそこで止める。

それ以上思考の中で自分を否定させません。
自分を否定していたのは、他人ではなく自分だったことに気付けると思います。
自分が選んで自己否定をしているなら、自分の行為を止められるのも自分ですよね。

決意した人は解決できますよ。

自己否定を手放したいと思っている人は、

3/21に札幌で自己否定がテーマの1DAYセミナーが開催されますので、良かったらご参加くださいね。

オープンセッションが2本も予定されているそうです。

札幌までは遠いなぁ~という方は、ぜひ電話カウンセリングを利用してみてくださいね!

コラム担当者の紹介:協会推薦セラピスト【東京・埼玉】ふじわら じゅんこ

>>ふじじゅんこさんの詳細を見る

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