こんにちは。
リトリーブサイコセラピー協会 認定講師の福満多岐子です。
大阪・東京で心理セラピーや心理セミナーを行っています。
いよいよ寒い2月ですがいかがお過ごしでしょうか。
暖かくして過ごしましょうね!(寒いのは嫌。)
さてさて、、
SNSで話題になっていた「嫌知らず」
ご存じでしょうか。
「嫌だと言っているのに伝わらない」
「やめてほしいと言っても、相手は平然としている」
「結局、自分が我慢する形になる」
あなたもこうした人間関係に、悩まされていませんか?
その相手は、あなたのことを傷つけるつもりがないかもしれません。
それでも、あなたの中には確実に小さな違和感やストレスが積み重なっているはずです。

実は私もこの「嫌知らず」な人に、なんとかわかってもらおうと悩んだ時期があるんです。
嫌知らずとは?
「嫌知らず」とは、あなたが出している
・嫌だ
・やめてほしい
・これ以上は困る
というサインや、直接的な言葉を、受け取らない、理解できない、もしくは受け取る気がない人のことです。
特徴的なのは、相手に悪意がない場合が多いこと。だから余計に厄介なのです。
・冗談のつもり
・善意のつもり
・正論を言っているつもり
・意味が分からない 「何で嫌なの?嫌じゃないじゃん」
だからこそ、あなたはこう思ってしまいます。
「ちゃんと伝えれば分かってくれるはず」
「私の言い方が悪いのかもしれない」
「この人悪気はないはずだ」
でも、ここが落とし穴です。
「嫌だ」という事が解決ではない
嫌知らずに巻き込まれる人は、優しい人や、バランスをとる人が多いので
最初は婉曲に伝えます。
だからこそ多くの人は、
「嫌だと言えない自分が悪い」
「はっきり言えるようになればいいんだ」
と思いがちです。
でも実は、嫌だと言えるかどうかが問題の本質ではありません。
嫌知らずな相手は、
・嫌だと言われてもピンとこない
・「それくらい普通」「気にしすぎ」と処理する
・自分の基準を変えようとしない
という特徴を持っています。
つまり、
あなたがどれだけ勇気を出して伝えても、
相手が変わらなければ、現実は変わらないのです。
ここで多くの人が、
さらに頑張る方向へ進んでしまいます。
「わからない」人に、わかって欲しい
「わからない」人に、わかって欲しい
――ここに共依存の構造があるのがわかりますか?
「どう言えば分かってもらえるんだろう」
「説明すれば、いつか理解してくれるはず」
そうやって、わからない人を「わからせよう」とし続けて、いつの間にかその人との関係が、より濃厚になっていませんか?
そしていつの間にかずっとその人の事を「嫌だ嫌だ」と考えていたり、ものすごく重荷になっていたり。。。
「嫌知らず」のその人に、わかって欲しいという気持ちが強く、苦しんでいるとしたら
それはあなたのなかに「相手を変えたい」という無意識の欲求が強いのかもしれません。
多くの場合、その根底には
・分かり合いたい
・良い関係でいたい
・衝突したくない
という、人間関係を大事にして安心したい気持ちがあります。
・きっとわかってくれるはず
・わかるべきだ
・わかってもらうしかない
という、切実な願いの感覚もあります。
でも、この「相手を変えることで安心しよう」とする構造は、
共依存の大きな特徴でもあります。
・相手が分かってくれたら楽になる
・相手が変われば私は傷つかない
・相手次第で私の感情が決まる
こうして、あなたの心の主導権が、少しずつ相手に渡っていくのです。
大きくあなたが影響される状態、つまり「巻き込まれている」状態になるのです。
嫌知らずに悩まされる人の幼少期
嫌知らずに悩まされやすい人は、幼少期にこんな体験をしていることが少なくありません。
・嫌だと言っても聞いてもらえなかった
・感情より「正しさ」や「親の都合」を優先された
・我慢することで関係が保たれていた
その環境では、子供はこう学びます。
「嫌だと言っても意味がない」
「分かってもらうために頑張らなきゃ」
「相手が納得してもらわないとはじまらない」
この感覚が大人になっても残ると、嫌知らずな相手に対して、
・説明し続ける
・理解を求め続ける
・離れられない
という共依存的な関係が生まれやすくなります。
解決は「わかってもらう事」ではなく「境界線を引く事」
嫌知らずの問題は、相手を変えることで解決しません。
共依存から抜けるために必要なのは、
「分かってもらう努力」をやめ、
「ここから先は踏み込ませない」と自分で決めることです。
境界線とは、相手を攻撃することでも、突き放すことでもありません。
・これ以上は説明しない
・この話題には答えない
・距離を取る
・関係性を調整する
こうした行動による線引きです。
相手が納得するかどうかは関係ありません。
あなたがあなたを守ることが、回復の中心になります。
共依存関係を作りやすい人は、境界線を引く自分を「冷たい酷い人間」と感じがちですが
そんな事はないのです。
必ず解決できるから
嫌知らずに悩まされているあなたは、弱いわけでも、未熟なわけでも、まして、説明能力がないわけでもありません。
相手に合わせることで生き延びてきた経験があり、幼少期の反復強迫が起こっているだけです。
共依存は性格ではなく、身につけた関係のパターンです。
そしてパターンは、気付いて、認めて、あなたが変わりたいと思えば必ず変えていくことができます。
「わかってもらえない苦しさ」から、「自分の心地よい人間関係の創造」へ。
そのための一歩をぜひリトリーブサイコセラピーでサポートさせてくださいね。
それではまた。
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