2022年9月 

第42号 セラピーが技術では出来ないと言われる理由

こんにちは。

大阪の公認セラピストの喜多村純子です。
まだまだ残暑厳しい毎日ですが、皆さま如何お過ごしでしょうか。

私は少し前から持病の腰痛が悪化して
毎日、ゆるーくストレッチしながら
真面目に整体通いをしていますwww

もう年なので身体の方もね、、、、
真面目にケアしないとなーと思っています

さて。いよいよ今月から東京にてハイパーコース
通称セラピスト鬼トレーニングコースが始まりました。

私は大阪一期の卒業生なのですが・・・・
ハイパーは今思い出しても大変だったなーと(笑)
でも、行って本当に良かったと思っています。

あの時、同期だったメンバーで残っている人達は
今、全員公認セラピストになり大活躍しています。
すごいでしょう?大阪一期(笑)

でも、受講生時代の私はほんとにセラピーが出来ませんでした。
わからない、わからないばかりで
リトリーブの難しさにずっと翻弄されていたのです。

だから、今、応用コースを受講中のみんなの気持ちも
ハイパーにこれから向かうみんなの気持ちも
痛いほどよーーくわかります。

だからこそ思うのは、リトリーブは本当に技術ではない
という事です。技術で出来るセラピーではないんです。

例え、完璧にビリーフを覚えて
例え、完璧に見立てが出来たとしても

セラピーで着地することは出来ないと私は思っています。
それは、リトリーブの着地とは『生き方を決める』地点だからです。

今までの生き方を手放して
誰かの目に縛られ
誰かの評価に自分の価値をゆだね
自己否定しながら人の下にもぐる
そういう生き方をやめる

そして、本当の自分を生きると
自立し責任を持った人生を選ぶ
と決める場所だからです。

その着地に向かう為には、セラピスト自身が
そのことを肌で理解し、自分の中に腑に落としていないといけません。

自分にとって自分の人生を生きるって
どういうことか?

肌で体感で自分の中に腑に落としていなければ
自分の人生を生きていいんだよとは言えないからです。

だから、リトリーブのセッションは難しいのです。
自分の中に「自分を生きる」という体感がないと
マニュアルや正しさに委ねたセッションをするしか無いからです。

セラピストに大事なのは技術ではありません。
技術ももちろん最低限は必要ですよ。
でも、それが最優先ではないのです。

それが体感で腑に落ちて
本当にセラピーの意味が自分の中でわかった時
セッションは着地出来るようになると思います。

まあ、私もまだまだなんですけどね(笑)

人を知るのが楽しい
自分を知るのも楽しい
あー、リトリーブって面白いな!

みんながそう思って学び続けてくれるように
私も精一杯、皆のことをサポートしていきたいと思います。

ハイパーコースに進まれた受講生の皆さん、応用コースの皆さん
ぜひぜひリトリーブって面白いなと思った
最初の気持ちを大事に頑張ってくださいね。
公認一同みんなで応援していますヽ(^o^)丿

ではでは、またー。

第41号 セラピストを目指すならハイパーコースが欠かせないそのワケは

こんにちは!久保木淳子です。

先月末にセラピスト修行のハイパーコースが修了しましたね。

そしてこのハイパー5期から2名の推薦セラピストが誕生しました!嬉しいですね~。
ハイパーは卒業したから終わりではなくてむしろこれからがスタートかもしれません。これからも学びながら、そして協力しながら
みんなで協会を盛り上げていけたら良いなと思います。

さて、次期ハイパー6期がこの週末からスタートします。
ギリギリですがハイパーの受講を迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

今日はセラピストに興味はあるけハイパー受講を迷っている。
そんな方に向けてセラピストをやりたいなら絶対にハイパーに行くことをお勧めする理由を
書きたいと思います。

応用コースのホリレンを通して自分を知り、自分の問題と向き合い、人と深く関わるということを経験したみなさんは、人の温かさに触れ最終日に受講して本当によかったと感じたことを覚えていませんか?

ハイパーは定員10名という少人数の中で10か月というなかなか長期間にわたる濃厚な講座です。
もちろんセラピスト修行のコースなので応用コースよりもっと深く技術的な事を学びながら練習も沢山しますが、ただ練習するだけでは残念ながらセラピーは出来るようになりません。

セッションはクライアントさんとのコミュニケーションです。
セラピストがコミュニケーションに問題を抱えているとセッションは成立しませんよね。

だからこの10か月間は練習をしては仲間同士で『相手がもっと上達する為』にという視点で
互いにフィードバックをしながら、自分自身の人との関り方・生き方の癖
セラピストをする上での自分の問題に向き合い改善していくことの繰り返しになります。

人は近い人間関係で投影を起こしますね。
人と関わらなければトラブルも起きませんが仲間同士で深く関わっていれば
当然投影が起こり問題が浮上してきます。
しかし、それも全て自分問題として自分達の責任で解決していかなければなりません。

つまりセラピスト修行とはどこまでも自分の問題と向き合い自分で解決していく力を育てて行くことだと思うんです。

みなさん自分の問題と向き合う時のしんどさはよくご存知ですよね。
それが10か月間続くのですからハイパーコースは厳しい、大変と言われるのも当然なのかもしれません。

でも、大人になってこんなにも自分の為に厳しいことを言ってくれる相手や、自分自身の生き方に向き合える時間って本当に本当に貴重で他では決して経験することが出来ないのではないかなと思います。

私もハイパーの2期を卒業しましたが10か月間それはそれは大変でした。

当時の私は人の話は聞けない、自分で考えない、人を信用しない、感情がわからない
すぐ逃げる、人の下に入る、ラクをしようとする、いい人ぶる。

今思えばセラピストをする上で大問題でしかない!という状態でした。

それでも痛いところを指摘しながらも絶対に見捨てずに支えてくれる仲間や講師が居たから
自分に向き合い一つづつ乗り越えることができあの頃よりずいぶん成長した今の自分が居ると思います。

これは絶対に自分一人では出来なかった事だと思います。
そしてこの経験がハイパーを卒業した今もチャレンジしていく力になっていることは間違いありません。

セラピストは自分の問題と向き合わなければクライアントさんの問題と決して向き合うことが出来ません。だからこそセラピストを目指すなら自分自身ととことん向き合う為にハイパーコースにチャレンジすることをお勧めしますよ!

ハイパー6期は今週末からスタートです。
まだギリギリ間に合うかもしれません(^^)/

それではまた~!