第2号 「自分の反応を自己否定していませんか?」
新年明けましておめでとうございます。
2020年はコロナで1年があっという間に過ぎ去ってしまいましたね。
2021年はどんな1年にしたいですか?
そして、どんな風に毎日を過ごしていきたいですか?
今日は、自分の反応を自己否定していませんか?ということについてお話したいと思います。
リトリーブに関わって今年で8年目の突入した私ですが
元々、感情の起伏が激しい私でしたが、いい意味で感情の起伏の激しさがなくなりました。→ え?( ゚Д゚) 嘘じゃないよ!w
だからと言って、感情を感じてないわけではなくて、めちゃくちゃ感情は感じているのですが
それを俯瞰して、自分の中で何が起こっているのか?を見ることができるようになりました。
そうすると、無駄に感情を爆発させることがなくなります。
我慢している人の特徴としては、普段から我慢して我慢して我慢の頂点に達した時に
怒りを爆発させる!というパターンを繰り返してきた人がいると思いますが、わたしも過去そのタイプでした。
爆発する時って、全てがどうでもいい。という投げやりな感覚になりませんか?
今まで嫌われないようにしようと我慢してきたのに、この時ばかりはどうでもいい!全て壊れてしまえ!という
今までの努力を水の泡にするようになるわけです。
わはははは・・・身に覚えがある方いませんか?
まずね、言われた事や傷ついた事を自分の反応だ!という所で止めない事にしました。
これね、やりすぎると自己否定になるわけですよ。
リトリーブって、自分の問題だ。ということに気づくことが多いとは思うのですが、
確かにそれは自分の反応であり、自分の問題です。
ですが、その反応自体を否定する所にフォーカスし過ぎると自己否定になるわけです。
わたしはまず、こういう事をされたら嫌だな。こんな風に言われて嫌だな。の気持ちを感じることにしました。
そう、これが自分を受け止めるということです。
そして、これを相手に伝えるかどうか?は全く別問題です。
言えば喧嘩になる時もあるだろうし、相手が受け止めない場合もある。
それなりの、リスクはありますよね。
ここってね、一旦考えてもいいと思うんですよね。
これを伝えるかどうかってことは・・・・・・
私は、相手に気持ちを伝えることも、とても大切なことだと思いますが、その前にちゃんと
自分の気持ちに嘘をつかないことのほうがもっと大切だと思うんです。
自分の内側に向くことは、自分を責めることではなくて、自分の気持ちを知ることです。
この反応が悪いとか、こういう反応がまだ出るからセッションを受けようではなくて・・・
嫌な事や傷つくことを言われたら、そもそも誰だって嫌な気持ちになりませんか?
それを反応という言葉で終わらせるのではなくて、自分の中の事実は事実なんです。
そんな反応を1回1回、これじゃダメだと否定し続けてしまえば、自己否定の強化にもなるし
セッションでもawwf fromがずっと続くわけです。
反応しない私になりたい。ということになってしまいますよね。
いいじゃないですか。素直な反応や感情が出てくることって良いことだと思うんです。
ですが、これを「相手がわたしをこうさせる!」となると、違うということです。
一瞬、そう思うことって誰にでもあるし、その時に「私の中で何が起こっているのかな?」と
自分を振り返る。
そして、この感情は本当は何を言いたいんだろう?とフォーカシングもできますよね。
怒りは悲しみの二次感情ともいわれている通り、これは本当は悲しいんだな。とか
相手を支配したい気持ちがでてきた時、思い通りにしないと怖いんだな。と・・・
本当の気持ちに気づく練習にもなります。
それを相手にどう伝えるか?伝え方1つで、相手との関係もグーンと変わりますよ!
相手を否定、自分を否定ではなく、「私はこう感じる。こう思う」
素直な気持ちを伝えられると、感情的にならずに人間関係もスムーズになります。
2021年は、愛着や安心感の大切さをもっとみなさんにお伝えできるように
わたし自身もたくさん、自分を知っていこうと思います。
では、また~!!!
第1号 「はじめましてのご挨拶」
こんにちは。
この度、公認セラピストになりました満月のりこです。
私はいつも争いが絶えない家庭の中で育ちました。
争うのは父と母が多かったのですが、祖父と父が争うこともあり、いつも怯えながら過ごしていました。
そして、両親と祖父母の意に少しでも反すると、暴言や暴力が飛んできました。
子供の頃から手足が冷たいことが多かったので冷え性だと思っていましたが、今考えてみると恐怖で常に緊張していたからなのかもしれません。
体の緊張は大人になっても変わらずで、美容室などでマッサージしてもらうと「すごい肩がこっていますね」と毎回のように言われましたが、全然自覚がなかったのです。
緊張状態が当たり前だったのですね。
いつ何が起こるかわからない家の中で、いつしか自分の気持ちよりも大人の様子を察して行動するようになりました。
リトリーブでよく使う「自分を殺して」という状態ですね。
自分を殺して本当の自分を偽って生きているのですから、苦しくて当然ですよね。
「何のために生きているのだろう?」という疑問が子供の頃からずっとありました。
それでも死を選ばなかったのは「将来は幸せになる」という目標があったからでした。
小学校の時に「将来の夢」などの作文を書きませんでしたか?
クラスの友達はお花屋さんや先生と書いていましたが、私の夢は「幸せになること」だったのです。
「こんな家族は嫌だ!早く自分の家族を作りたい!」
自分の家族を作りさえすれば幸せになれると思っていました。
でも、結婚しても子供が生まれても、心の底から安らげることはありませんでした。
愛って何だろう?
どうしてこんなに生きづらいのだろう?
なかなか答えは見つかりませんでした。
育児書や親子関係について書いてある本を片っ端から読みました。
長い時間がかかりましたが、そこでようやく生きづらと幼少期の親子関係に関わりがあるということを知ったのです。
そして、リトリーブと出会いました。
リトリーブでは、怖い時や悲しい時にお姉さんが助けてくれますね。
この誰かに助けてもらうという経験がとても大切なのですよね。
誰にも助けてもらえずに一人で耐えるしかなかったことが、今の生きづらさに繋がっているのだと体感しました。
講座で知識を学び、セッションを何度も受けて、少しずつ私は回復していきました。
諦めなかったからこそ、今、私は生きていて、今の私があります。
だから、今が苦しくてどうしたらいいのかわからないと思っている方も、自分を取り戻すことを絶対に諦めないでくださいね。
そして、今セラピストを目指している方も、自分の夢を諦めないでくださいね。
諦めないことが良い結果に繋がると私は信じています。
リトリーブは全国に仲間がいますね。
ちょっと相談したい時、遊びに行く仲間が欲しい時、何もなくてもただ一緒にいたい時、皆様を繋ぐ架け橋になれたら嬉しいです。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。