「共依存」という言葉は、もともとは、アルコール依存症患者とその家族に対して使われていました。アルコール依存症の夫が不幸な自分を見せることで妻に依存し、支える妻も夫のお世話役をすることで夫に依存する、「関係性の依存」を表します。
相手がいないと生きていけない…そんな、人との関係を失う恐怖を避けるために、自分を失わせ、相手のために生きてしまうので、共依存=自己の喪失、とも言われています。

現在では、共依存は、依存症患者と家族だけでなく、一般的にも幅広く使われています。それほど、人間関係の問題が私たちの日常に影響を及ぼしているということです。
では実際に、共依存問題がある人は、どんなタイプなのでしょう?
あなたは、こんなふうに思い悩むことはありませんか?
- 自分の感情や感覚がよくわからない
- 自分の気持ちを聞かれると頭が白くなる
- 相手の顔色ばかり伺ってしまう
- 楽しいとか嬉しい感覚がわからない
- 外には出さないが、強い怒りを溜めている
- 言いたいこと、やりたいことが出来ない
- 相手をコントロールしたくなる
- 仕事などを、断れずたくさん抱えてしまう
- ありのままの自分って、わがままだと思う
- 自分のことを大切な存在だと思えない
- 休むことに罪悪感を感じる
- 責任を取ることが怖い
- 何が悪いことが起きたら自分のせいだと思う
- 考え方が0か100で極端な傾向がある
- パートナーと別れると、死にたくなるし引きずる
もし、当てはまるものがあったら、あなたの中にも共依存の要素があるかもしれません。
ワークショップで目指すもの
今回のワークショップでは
自分の中の共依存のパターンを知り、それを解決していく方法を探る
ことを目指します。
当日は、座学で共依存の知識を深めるだけではなく、ミニワークを通して、いかに自己を失わせて相手と関係しているかを、実感として体に落とし込んでいきます。そうすることで、より理解を得られやすく、共依存から抜け出るための具体的な方法を考えることができます。
このワークショップで得られること
- 自分の共依存パターンがわかる
- 問題の向き合い方がわかる
- 悩みや不安が減る
- 問題解決の糸口を見つける
- 自分を生きるとはどういうことか知る
- 生きづらさの根本を知る
- 共依存について学べる
- 感覚や感情を感じる練習
- 他の参加者の話が聞ける
私自身も、以前は他人軸で生きていて、大切だと感じる相手に執着し、しがみついてしまうことを繰り返していました。見捨てられて一人ぼっちにならないために、相手に合わせて生きる人生は、ただただ、不安で辛く苦しいものでした。
けれども、リトリーブサイコセラピーに出会い、共依存の問題と向き合うことで、失っていた自分を取り戻すことができたんです。今では、人間関係が生きることは楽しくて嬉しいものだと感じるし、生まれてきて良かったと思っています。

ご案内
開催日:2020年2月23日 13時から17時 担当:藤本 あ礼
場所:日本リトリーブサイコセラピー協会 東京セミナールーム
(大井町駅より徒歩6分)
※終了時間は多少前後することもあります
※休憩は数回挟みます
定員:10名様 →満席御礼!キャンセル待ちとなりました!
受講料:5,000円(税込)
※下記に該当する方には割引価格でご案内いたします。
日本リトリーブサイコセラピー協会会員:4,000円(税込)
新型コロナウイルスに関するお問い合わせについて
新型コロナウイルス対策としまして、講師やアシスタントはマスク着用の上で登壇・サポートさせて頂きます。 また、ご参加の皆様のために、会場には消毒液、予備のマスクをご用意しております。 換気・加湿はしっかり行います。
ですが、それでも参加が心配だと思われる方は個別に判断をお願いいたします。
藤本あ礼 プロフィール

以前の私は、人見知りが激しく、人付き合いが苦手で引きこもりになったこともありました。何をしても自信はないし、好きなこともわからず毎日が空虚でした。
リトリーブに出会って人生が大きく変化し、今はセラピストとして、生きづらさや対人関係の問題、パニック障害、うつなどを抱えた方々の生き直しのサポートをしています。
- ブログ:安心して幸せに生きるためのセラピー
https://ayafujimoto.com/ - Facebook:
https://www.facebook.com/retrievepsychotherapy/ - Twitter:
http://twitter.com/retrievetherapy
お申し込み・お問合せ
一般社団法人 日本リトリーブサイコセラピー協会
東京都品川区東大井5-7-6 メナー東大井2階
Eメール: info@jnpta.com
TEL : 050‐5361‐6304