協会会員向け特別心理コラム 2017年9月配信

第63号 自信を持つために何をやってますか?

協会公認セラピスト 松本美奈子こんにちは、松本です。
 
さて、毎回セッション練習やオープンセッションのたびに
撃沈して意気消沈してチーン。(ちんばっかやな)

 

その後ヒヤリングすると

・ビリーフがわからなかった
・何を質問すればいいのかわからなくなった
・クライアントさんに聞くのが怖かった

などなど、いろんなことが起きているようです。
クライアントさんに聞くと何が起こるかわからないから怖いのね。
 
「わからない」
 
うーん、シンプルですが難しい言葉です。
本当にわからないことが何なのか、本人ですらわかっていないからです。
 
 
公認心理セラピストと皆の違いってなんだろうか?
 
 
圧倒的な経験値の差はあります。
そりゃ仕方ない。スタートしたのはこちらの方が早いし。
でも数の話だけではない、そのセッションで得る【経験の質】に差があると言ってもいい。
 
 
各地域で主訴〜契約までの間に、どんな疑問を感じたか?どんなことを聞きたくなったか?セラピスト側の心や思考の動きを口述しながら二次利得を掘っていくデモンストレーションをしたことがあります。
 
クライアントさんの言った一言に興味や疑問が湧く瞬間をお伝えしました。
※私のやり方、考え方が常識ということではありません。
セラピストさんごとにいろいろなカラーがあるはずです。
 
「クライアントさんの人生に興味を持ってください。」
といったことを書いたこともあります。しかし、
【概念なければ疑問なし】
 
それがセラピストさんにとっても当たり前のことであれば、疑問の湧きようがない。
 
 
じゃあ、どうすればいい?
 
 
公認や講師を捕まえて聞きまくるというのも手です。
しかし相手の時間を自分のものにするということなので、そんなにお時間使えない時もあります。
 
仲間同士でシェアしてフィードバックをもらうのも手です。
もう皆さんやってると思います。
 
あと、一人で出来ることといったら
「テキストをじっくり読み込む」ですね。
特に精神病理やパーソナリティー障害など。
 
みんな、その人の言動から
「鬱っぽいね。」「回避だー。」「反社会性かもしれない。」などと思うはず。その原因を探る時に「親から離れてはいけないかな?」とビリーフを当てはめていると思います。
 
ということは、大事なのはビリーフだけではないってことです。
セッションの時に「この人のビリーフってなんだろう?」といきなり考えるのではなく、抱えている状態を精神病理やパーソナリティー側から考えるのです。
 
 
テキストには沢山の答えが載っていますよー。
いろいろ想像しながら読んでみてください。

第62号 修行

協会公認セラピスト 渡辺べんこんにちは、べんです。

仙台・東京・福岡とプロコース合宿続き。修了された皆さま、本当にお疲れさまでした。最近のプロコースは、セッション練習の回数も格段に増え、合宿の試験では、セラピスト志望じゃない方も、ビックリな実力をつけて卒業されます。このやり遂げた経験が、この先の人生の大きな力となるはず!!大人になって、こんなハードな経験、なかなかないよね…。

セラピストの道に進む方は、ここから「修行僧」としてスタートですね。
日本料理の世界には、戦前まで「板前制度」というのが確立されていました。「料理人の十職」といって、料理職人が職場で責任をもって仕事ができるように、十段階の職階が定められていて、その仕事を経て、やっと一人前の板前になれるという制度です。

①下洗い→②中洗い→③立洗い→④立廻り→⑤盛付け→⑥焼き方→⑦脇鍋→⑧煮方→⑨脇板→⑩板前
板前になる子どもは、小学4年、10才の時から「洗い方」として料理屋に奉公に出されるのが普通でした。最初の10年くらいは給料なし。「洗い方」時代はフンドシに股引、上は素肌に半纏、頭にねじり鉢巻、水浸しの洗い場で、一年中裸足で働きました。

④の「立廻り」まで辛抱すると、ようやく見習いとして扱われ、はじめて履き物を履き、着物を着て角帯を締めることが許されます。次の「盛付け」で日本料理のルールを学び、20歳を迎えてようやく年季奉公を終えます。ひとつの仕事を続けていくためには、しっかり基礎を身につけることが大事だったのです。

さらに修行を続け、まな板の前に立ってさしみを引くことができる「板前」になる頃には、料理の原価計算や仕入れなどの知識はもちろん、お茶やお花、器、書、絵画などの教養と感性も身につけていました。白も黒も、酸いも甘いも経験して、侘びも寂びも、本物を見る目も養って、一人前の料理人。

今はそんなの無理〜!ですよね。戦後はあらゆるものを手軽に済ませる方向に進んできたので、多くの技術は途絶えてしまった。でも、板前制度の奥深さは、単に「料理を作る人」を育てるだけでなく、「人として一人前になる」ことにあったことは、今の時代でも大事だと思います。

人の心を扱う仕事も、そんな職人の世界に似ていますよね。パッと学んで、パッとセッションできて、パッとお金がもらえる、そんなお手軽な世界ではないのは皆さんご存知の通り。リトリーブのような、より深い無意識の世界を扱うセラピーは尚更です。

セッションがある程度形になるまでには、時間と経験も必要で、修行僧の時期は、周りと比べて焦ったり、本当に自分ができるようになるのかと不安になったり、責任に押しつぶされそうになることもあると思います。何度も失敗して、何度も落ち込んで、自分の不甲斐なさに悔し涙を流して…。

「板前制度」はなくなりましたが、今でものちに料理人として出世していく若い職人さんたちは、まだ使える予定のない包丁も、しっかり研いで準備をしています。親方から「やってみろ」と言われた時に「できません」ではなく、「はい」と言って仕事をこなす準備を日頃からしているのです。

セラピスト修行中の人たちもまた、できることはたくさんあります。ビデオを見たり、掘り練したり、ブログ書いたり、心理について学んだり、今目の前の人とちゃんと向き合ったり。どれかひとつでも、徹底してやってみるといいと思います。そして、息切れしてしまった時には、心理以外の世界にも目を向けて、「人間って何だろう?」って世界を広げてみるのもまた楽しいです。

今に一喜一憂せず、焦らず、腐らず、諦めず。
自分が信じていること、大切にしていることを貫けば、それがいずれ本物になっていくと思います。

9月に入って、秋の気配になったせいか、なんだか流れがスッと変化したように感じています。
自分をどれだけ信じることができて、その上で何ができるだろうか。私も修行はまだまだ続きます。

第61号 電話カウンセリング 裏側レポート

こんにちわ。松村万裕美です。
7月からスタートした協会の新サービス「電話カウンセリング」に私もカウンセラーとして参加しています。

今、悩んでいる解決方法の一つとして、リトリーブサイコセラピーという方法がありますよーと世間一般の人に認知を拡げていくのも目的の一つです。

スタートしてから二か月。
全国5名のカウンセラーが相談者の方のお悩みがどこから来ているのかを整理させてもらう目的でカウンセリングを行っています。今日は電話カウンセリングの裏側についてレポートします。

協会電話カウンセラーとして活動するまで、公認講師から何日までにモニターを○○件取りましょう!って無茶ぶりな課題をクリアしなくてはいけません。集客も自分で行います。結構、鬼です。

その後、実際のカウンセリングを聴講してもらう試験をパスすると、晴れて自宅に光電話回線を引いて受け入れ準備です。ちなみに私は電話機がかなり古かったので、コードレス電話を購入しました。(そんな駄レポートは要らんって?w)

お申込みいただく方は、講座の受講生だけでなく、リトリーブサイコセラピーを初めて知った人、様々なカウンセリングを渡り歩いてきた人、カウンセリングが全く初めての人など様々です。

初めての人は、まずは自分の辛い状況を聞いてほしい、受け止めて欲しいものです。どうなりたいかなんて決めて電話してこないです。本当にお辛い状態にある方が多いように感じています。

1時間という限られた時間の中で、お話を聞きながら、この方の本当の問題は何だろう、幼少期の家族背景もお伺いしながら、悩みの根本原因はどこから来ているのかを探っていきます。必要に応じてインナーチャイルドワークもやります。

モニター時は、自分の辛い状況を話し続ける方にどう切り込むかに苦戦しました。電話カウンセリングの難しいところは、相手の姿が見えないため、目で見るキャリブレーションやイスが使えないこと。姿が見えない分、二次利得を追及してしまうと相手は責められたような気分になることもあり、ラポールを取る難しさもあります。

この解決策は、目では見えない分、相手の方全体のエネルギーを感じようとすることでカバーできます。今何かに気付いたかも?何かが起こっているかも?とわかってくるようになります。そして相手が目の前にいないからこそ、言葉にしたくても出来ない言葉をキラーフレーズでこれでもかっ!と試しに使ってみることで進めていくことができます。

問題がどこから来ているのかを探り、ここをセッションで扱っていきませんか?と提案する流れになるのですが、中にはこの電話一本で全て解決できるのかと思っていたとガッカリされた方もいましたし、色々なカウンセリングを受けてきた人は、根本の原因はここだったのか!と気付いて大変驚かれる方もいます。その意味でこれまでのカウンセリングにはない新しい手法だと感じています。

さて、ここで問題が出てくるわけです。
セッションを受けたいです!となっても、ご遠方の方が多いのです。

ちなみに私の場合は、「香川(四国)は遠いです・・・」と言われてしまうのですが、みなさん、四国って離島、もしくは前世の記憶で流刑の島だと思ってませんか?!弘法大師が予言したとおり、大きな橋も3本付いているし、飛行機もバスも電車もあります。大阪からバスは1時間に2~3本出てるし、電車でも日帰り圏内。初めて来た人は「意外と近かった」と言ってくれます。って話が四国おいでませPRに逸れたがなw

今、私たちが困っている問題は、セッションを受けてみたいという流れになっても、各地方にご紹介できるセラピストがいないことです(いないから電話にお申込みがあるのですが)ちなみにご紹介できるのは、ユアエクセレンスの推薦セラピストさんです。

私たち電話カウンセラーも毎月Skypeミーティングを行いながら、よりよりサービスを目指しています。地方在住のセラピスト志望のみなさん、早くご紹介したいのでお待ちしています。

また、ご自身の問題を扱ってみたい方のカウンセリングのお申込みも受付しています。どなたでもお申込み頂けます!

以上、電話カウンセリング裏側?レポートでした。