自分を損なう生き方を選ぶ心理

こんにちは。 東京・神奈川で活動している心理セラピストのヤコーヒロコです。

ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしょうか? 楽しく過ごす方がいる一方で、
世の中には不思議と自分を不幸にする生き方をする、という方も一定の数います。

今日はそんな、無意識に自分を不幸にし、損なう生き方をしてしまう人の心理についてお話ししようと思います。

会社員のSさん(30代・女性)は、恋愛の悩みを抱えていました。

どんな悩みかというと、いつも好きになってしまう人が「いわくつき」の男性だという悩みです。

例えばこういった相手です 。
・浮気が絶えない男性
・定職についておらず、Sさんにお金をせびる男性
・S一挙手一投足にダメ出しをするモラハラ男性
・Sさんを殴る男性

周囲の友人達が口を揃えて「やめておけ」と止める人に惹かれてしまうのです。

そして、我慢に我慢を重ねて付き合い続けた結果、過去の恋人たちは他の相手に乗り換え、お金を貸しても返してもらえず、Sさんを罵倒し、最後には去っていきました。

しかし、Sさんは恋人と別れると寂しさに耐えられなくなるので、すぐにまた次の相手を付き合って酷い思いをする、ということを繰り返していました。

一方で、友人から紹介されたいわゆる「いい人」には魅力を感じることができず、断ってしまうのです。

友人たちが紹介してくれるのは、見た目こそ派手ではなく、女性慣れしていないものの、穏やかで温和そうな人柄の、付き合ったり結婚したら安心して過ごせそうな人たちでした。

でも、どうしても好きになれず、相手から好意を寄せられると逃げ出したいような気持になるのです。 Sさんの中で何が起こっているのでしょうか?

説明がありません

実は、Sさんのお母さんもパートナーに悩まされていました。
Sさんの父親は稼いだお金は全てお酒とパチンコに費やし、家にお金を入れてくれず、家族を支える責任感も無い男性でした。

そんな夫を頼りにすることができず、Sさんのお母さんははいつも苦労しなら働き、家計を支えていました。
そして、「忙しい」が口癖のお母さんは、Sさんが寂しい時も、困っている時も、辛い時も、Sさんを顧みてくれることはほぼありませんでした。

お母さんが唯一、Sさんのことを見てくれるのは、お父さんの愚痴を言う時だけです。

「私は大変だ」
「なぜ私ばっかり」
「結婚するんじゃなかった」
「お父さんのせいでうちにはお金が無い」

などなど。

それを黙って聞くことで、お母さんは
「お母さんの気持ちをわかってくれるのは、Sだけ」 と言ってくれるのです。

こんな風に、Sさんはいつも、お母さんの愚痴のゴミ箱役になっていました。
お父さんの悪口を言っているお母さんを見るのは辛いけど、お母さんが可哀想だったので、自分だけは味方にならなければ、と思っていましたし、何より、お母さんが自分だけに話しかけてくれる時間があることで、お母さんとの繋がりを感じることができたからです。

そしてSさんは、お母さんの愚痴を受け取るとともに、お母さんからの
「ずっと一緒に不幸でいてくれるわよね」
という裏メッセージも受け取っていたのです。

お母さんは口に出してはそうは言いませんが 「あなただけは私の気持ちを分かってくれる」
と言うことで、Sさんが自分を置いて幸せになって欲しくない、と無意識で感じていることを伝えていたのです。

このメッセージを受け取った子供は、
自分が幸せになってしまうこと=お母さんを裏切ること と思ってしまい、自分の人生を幸せな方向に進めることができません。
むしろ、自分を痛めつけ、損ない、不幸な方向に進んでしまうのです。

最初にも書きましたが、恐ろしいことにこれが全て無意識で本人の中で起こっているのです。

あなたはこんな生き方をしていませんか?

・周囲の人がやめた方がいいと言う人とばかり付き合う
・身体を壊すまで働く ・散財してお金が残らない
・いつも酩酊するまでお酒を飲んでしまう
・幸せを感じると申し訳ない気持ちになる

これらの傾向がある方は、Sさんのような親との繋がり方を持っていて、無意識に親との繋がりが切れることに強い恐怖を持っている可能性があります。

不幸でなければ孤独になる。孤立する。
という恐怖です。

さて、あなたの前で不幸そうな顔をしていたのは一体誰でしょうか?

こういった問題は、無意識のうちに自分で選択しているので、問題の原因が思わぬところにあったり、自分で認識するより根深かったりすることも多々あります。

電話カウンセリングを利用して、問題を整理してみてはいかがでしょうか。 それでは、皆さんにとって今月もよい月になることをお祈りしています。

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コラム担当者の紹介:協会推薦セラピスト

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