自分を癒す、満たすってどういうこと?~インナーチャイルドについて~

こんにちは。
京都、大阪で活動しています心理セラピストの杉原京子です。
インナーチャイルドという言葉を耳にしたことがありますか?
「内なる子ども」と訳されています。(自分の中にいるちっちゃい子どもの自分)

傷ついた心を癒すのにインナーチャイルドのワークがあります。
インナーチャイルドに会いに行き、その子のお話をたくさん話を聞き、傷ついた心を癒していくワークです。
このインナーチャイルドに会いに行き、お話するワークは地味だけども、とても大切だと私は思っています。
今日は、そんなと癒しのプロセスでとても大切なインナーチャイルドについてのコラムを書きます。

1.インナーチャイルドに会いにいくってどういうこと?

自分の向かい側にイスを置き、自分が何か嫌だと感じていたり、問題に直面している時を想像し、そっと目の前に幼少期の自分をそのイスに出します。
そしてその子とお話をしていくというワークです。
目の前にいる幼少期の自分を見る事、お話をする事で、自分の心の状態(本音や隠している思い)を知ることが出来ます。
なので、真の自分の姿をありありと見ることになるし、心の声を聞くことになります。

2.心の状態を知るってどういうこと?

会いにいったインナーチャイルドの様子が

・恐怖で震えてる、怯えてる
・固まってる
・泣いている
・拗ねている
・怒っている
・暴れている
・諦めている
・絶望している

インナーチャイルドは、そんな様子で何て言ってるのか、その子の声に耳を傾けると

・怖いよ~
・助けて~
・寂しいから、そばにいて~
・甘えた~い
・見て~
・嫌だ~

インナーチャイルドの言葉が、ずっと、ずっと押し込めて、抑圧してきた本当の自分の気持ちなのです。

たまに、インナーチャイルドが見えなかったりすることがあるのですが、それは、

・自己否定がベースにあり、自分のことが大嫌い 
→こんな私を見たくない、認めたくない。

・どうせ自分の気持ちは拒否される
→自分を出したら生きていけない。

・バカにされたり、見捨てられたり、裏切られる 
→人を信用できない。もう傷つきたくない。

そんな不安や恐怖がインナーチャイルドを消し去って見ないようにしていたりする場合もあります。
自分を殺して生きてきた人、人を信用してたくさん傷ついてきた人にとって、自分の本音に触れるのは、とてつもなく痛みや苦しみ、怖さがあります。

5.大切だと分かっているのに続かないのは…

地味なワークだし、すぐに変化が目に見えて分かるわかけでもない。
だから、インナーチャイルドに会いに行ったり対話を止めてしまったりする人もいます。
それは、こんな風に思っているからかもしれません。

・見たくない自分を見ることになる
・人に癒して欲しい、満たして欲しい(自分で受け止めきれない)
・変わりたくない(利得を手放したくない)

6.誰の声を聴いている?

インナーチャイルドのワークがうまくいかないという場合、
気づけば親と同じ接し方をしていることがあります。
人は、自分が接してもらったように、人に接するので、ついついそんな接し方をしていたります。

「そうじゃない、ちゃんと寄り添って共感しているの」にという場合そんな時は、そもそもなぜインナーチャイルドに会いにいってるのかその目的や理由を自分に聞いてみるといいと思います。

うまくいってない時ほど、「早く癒しを完了して完璧な自分になりたい。この嫌なしんどさを感じないように、終わらせたいようにしたい」という大人の自分の都合からくるエゴでやっていることがあります。
それが目的だとインナーチャイルドの意志を無視しているので、声を聴いてることにはならないのです。
どうしてインナーチャイルドに会いたい、話を聞きたいって思うのか、その目的を自分に聞いてみるのもいいと思います。

そして、どう接していいのか分からないからと、インナーチャイルドに対して、

・大人の自分が一方的に話かけたり、
・どこか命令口調だったり、
・その子の話を聞いていない、聞かない

それは、インナーチャイルドの声を聴いているのではなく、
大人の自分がインナーチャイルドに聞いてもらっているのです。

また、いつも親の期待に応えていい子を演じてきた人は、
インナーチャイルドもいい子を演じているので、ワーク自体は進むのに、なぜか変化が出ていなかったりします。

それに、「忙しいから。忘れていた」と、不定期に気まぐれで会いに行ったりするのも、人を信用できないインナーチャイルドにとっては、不信感がつのるだけです。

7.インナーチャイルドの声を聞く

インナーチャイルドは、本当は何て言いたいのか、抑圧してきた気持ちに耳を傾けることで抑圧してきた自分の気持ちを知り、認めて、表現して、一緒に感じて、受け止めて心の傷を癒していきます。

そして、
満たされなかった欲求や思いを自分で満たしていけるのです。
それが自分を大切にすることでもあるし、自分で自分を癒し、満たしてていくことにもなるのです。

出てこなかったり、話してくれなかったりするかもしれないけど、
初めは顔を見に行くだけでもいいと思います。
それを続ける事で、インナーチャイルドが少しずつ出てきてくれたり、様子や態度が変わったり、言葉を話してくれるようになりかもしれません。
インナーチャイルドの気持ちを優先して、癒して満たしていくことで、自己肯定感や愛着を育てていくことができます。

ここで注意しておきたいのが、どんな気持ちもあっていいことと、その気持ちを人にぶつけたり、要求するのは別ということです。
「嫌だ、腹が立つ」という気持ちを感じてもいいし、認めてもいいのですが、だからと言って、攻撃したり、分かってよと過剰に求めたり、無責任にワガママ放題にすることとは違うのです。
やってはいけない事もあるし、出来ない事もあるのです。
ただ、一方的にダメと言って否定するのではなく、気持ちは受け止めながらも、なぜダメなのか、なぜできないのか、そこをインナーチャイルドとお話する事も大切です。

自分のどんな気持ちも認めて受け止めることが出来るようになると、人の気持ちも受け止められるようになってきます。
そしたら、自分を殺して相手に合わせる関り方ではなく、人の気持ちを心から思いやったり尊重できるようになったり、人との信頼関係が築けるようにもなるので、人間関係に変化があったりします。
愛着が育っていくと、傷ついたとしても癒していく力が出来てくるので、色んなことにも挑戦出来たりします。
そのうち、インナーチャイルドが色んなことを話してくれるようになると、悲しい、怖い、苦しいといったネガティブな気持ちだけでなく、楽しい、嬉しい、今日こんなことがあった、といったポジティブな気持ちや自分の感じたことを話してくるかもしれません。
それを聞いて受け止めて、一緒に感じる事で、より自分を知り、感じられるようになっていけると思います。

ただ、大きなトラウマのある人がインナーチャイルドのワークをやることで、恐怖に飲み込まれたり、インナーチャイルドが暴れてどうしようもなくなったりすることがあります。
そんな人は、すぐにワークを止めてプロの手を借りてトラウマを扱ってもらうことをお勧めいたします。

セッションを受けた後にインナーチャイルドのワークをコツコツと続けることで、より自分の中に大きな変化を感じられると私は思います。

【京都府】杉原 京子

京都府京都市
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