自己否定が治らない本当の理由とは?

こんにちは。
千葉県と東京都で活動しております日本リトリーブサイコセラピー協会心理セラピストのくぼきじゅんこです。
何かが思うように上手くいかなかった時、
失敗してしまったり、人間関係が上手く行かなかったり
そんな時『自分ダメだなあ』と自分責めをしてしまう人は多いですよね。
または何もなくてもただただ自分を責めて苦しいという方も居ますよね。
今日はそんな『自己否定』のお話をしようと思います。

自己否定とはその名の通り自分で自分を否定している状態なのですが
自己否定の強い人の中には自己否定をして苦しくて心がしんどくなってしまう人と
自分では自己否定をしていることに気がついておらずに根底にある『自分はダメ』という自己否定を原動力に頑張る人と居ます。
どちらにせよ自己否定を持っていると辛いですし人間関係でトラブルが起きやすくなったり、やりたいことが出来なくなったり、自分が満たされなかったりと自分の人生そのものが苦しくなります。
自分を責める事で自分自身を壊してしまう事にもなります。
ですからまずは自分が自己否定をしているという事に気がつくことがとても大切です。
自己否定の強い人の特徴としてこのような事が挙げられます

・自分はダメだと思う
・ごめんなさいが口癖
・自分に自信がない
・自分の出来ない事探しが得意・反省はするけれど改善はしない
・同じ失敗を何度も繰り返す
・自分が嫌い
・自分を低く見積もり人の下に入り込む
・自分は無力な存在だと思っている
・自分の意志があまりない、よくわからない
・嫌と言えない(本音を言えない)
・漠然とした夢ばかりを追う
・完璧主義
・認められたいという承認欲求が強い
・達成しても満足しない
・相手の意見を受け取れない(抵抗感がある)
・影響力の強い人に左右されやすい
・0か100かの極端な思考になりがち
・肩書にこだわる
・人生が他人との戦いで勝ち負けに拘る
などなど。
心当たりありませんか???
この様な状態の心の中には実は強い自己否定が隠れている事が多いです。
自己否定は自分で自分を責めているわけですから辛くないはずがないですよね。
誰だって自分をダメだと思うよりも、自分を認められる方が良いように感じますよね。
でも辞められないのは自己否定をすることでの辛さ以上のメリットがあるから辞められないのです。

●自己否定のメリットとは

さて自己否定をするメリットとはどんなものなのでしょうか?

◎自己否定自覚ありダメな自分丸出しタイプの場合

どうせ自分はダメだから、自分には無理だから、自分が悪いから、自分は無力だからって自分に言い聞かせて諦めていたら
これ以上
・頑張らなくていい
・人に嫌われなくて済む
・失敗して恥をかかなくていい
・傷つかなくていい、傷つけなくていい
・他人に依存して衣食住が得られる
・自分の意志で行動しなくていい
・自分で考えなくていい
・自分で責任を取らなくていい
・可哀想な人でいて人にかまってもらえる
・やって出来なかったときの無力感を感じなくていい
これってものすごくラクですよね。
ラクって最大のメリットだと私は思います。
大人だけれど、『自分はダメ』『自分には出来ない』という感覚を利用して、まるで子供のように無力な自分を創り上げていたら、助けてくれる人が居たり、誰かが気にかけてくれたり、嫌な事を代わりにやってくれたり。
そうやって自分の責任を他人に丸投げして自分の出来なさ具合を確認し、『やっぱり自分はダメである』を自分にも他人にも証明し続けているのかもしれません。
そうやって自分で行動したり・決断したり・責任を負ったりと様々な嫌な現実から目を背けて生きていく事が出来るのですからラクなのですよね。
ただその一方でこのラクを得る為に自己否定をして自分の意志や欲求は殺していないといけないので我慢が伴いもちろん苦しいです。
自分の意志を殺したまま自分の意志を主張する事なんてできませんよね。
ですから他人の感情のゴミ箱になり、支配的な人の下に入りNOが言えないので不満やストレスも溜まります。
そして自分がよくわからなくなり、鬱などの精神疾患にかかる場合もあります。
ちなみに私は『出来ません・わかりません』が口癖のバリバリのこのタイプでした。

◎自己否定を原動力にしているタイプの場合

こちらのタイプはダメな自分は絶対見たくない、感じたくない、刺激されたくない。
だから・・・
・頑張り続けることが出来る
・認めてもらえる
・ダメな自分を感じなくていい
・劣等感や無価値感を感じなくていい
・他人をコントロールできる
とこの様なメリットがあります。
こちらのタイプの人は自分の中にあるダメな自分を感じる事が恐ろしく怖いのです。
ですからこれらのメリットを得る事で認められる素晴らしい自分を創り上げようとします。
そして弱音も吐かずに努力して努力して現実に成果を得る人も多いです。
しかし、実は根底に強い自己否定があるのでどんなに他人に『凄いね』と認められたとしても自分で自分を認める事が出来ない為永遠に満足することはありせん。
認められたくて頑張って、人に認められたとしても自分が受け取れないのですからこの頑張りに終わりはありませんよね。
これだと頑張る事がやめられないので肉体的にも精神的にもしんどいです。
いつか体を壊してしまう事になりかねませんね。
そしてダメな自分を隠す為に他人を自分の支配下に置き人をコントロールする人も居ます。
DVやパワハラ、モラハラなどの行為をする人、他人を上から見下している人はこのタイプなのではないでしょうか。
本人は自分の為ではなく相手の為に『やってやっている』と信じて疑わないのでなかなか厄介ですよね。
そして主なターゲットは支配を受け入れてくれる人です。
もう一方のダメな自分丸出しタイプと相性が良いと言いますか、需要と供給が一致してしまうのです。
ですからDV・パワハラ・モラハラを受けやすいという人は自分でこのタイプを無意識に求めて自分の近くに置いている可能性がありますよ。

◎どちらのタイプも共通して言えるのは

妄想を使って自己否定をすることで、他人をコントロールしているという事です。
一方は自分で出来る事も出来ない事にしてダメな自分で居る事で他人にどうにかしてもらおうとする。
下に入り込んで相手をコントロールしているのです。
そしてもう一方はどんなに認められても、それを受け取らずに無い事にしてまだまだだとどこまでもすごい自分を目指して人を支配し、相手に自分を認めさようとする。
現実を受け入れていないので妄想が強いです。
そしてどちらも他人をコントロール出来ているうちは本人もそれほど問題を感じないですし困る事もないのかもしれません。
しかし、人をコントロールできなくなった時どうなるでしょうか・・・
ものすごい孤独感や怒りを感じて相手に怒りを向ける事もあるでしょう。
そして、その孤独感から死にたいと口にする人も居るでしょう。
そう。どちらも相手ありきで自分を守っているという事なのですよね。
自分を守る為に相手を利用し、自分の思い通りになるようにコントロールしていたらいつか相手は去っていくのも当然と言えば当然です。 困った。そう感じるのは相手が自分から離れ孤独になった時かもしれませんね。

●自己否定の本当の問題は

等身大の自分を認め受け入れられない事。
そして現実を受け入れないことです。
人は無能でも万能でもありません。
出来る事・出来ない事
いい所・悪い所
白と黒
みんな両方持っているはずなのです。
しかし一方をひた隠しにして見ないようにして現実を受け入れようとしません。
自分の現実を見る、受け入れる事が本当はものすごく怖いのかもしれませんね。
それはもしかしたら幼少期の家族関係が大きく影響しているかもしれません。
4・5歳くらいまでの幼い子供は本当に純粋ですよね。
嫌な時は全力で泣いて表現し、嬉しい時は全力で笑い喜びを表現します。どんな感情を表現しても親に受け入れてもらえる。これは子供の絶対的な安心感に繋ります。

しかし、安心感を与えてもらいないまま『しつけ』という名の否定や罵倒を繰り返し受けたり、無視されたり、親同士が不仲だったり、求めても拒絶されたり、親が不安定だったり
この様な状況では子供は親に受け入れてもらえる、大切にされている。

そのような安心感を感じる事は不可能で、怖くて悲しくて不安で仕方ないはずです。これは子供にとっては恐怖ですよね。
だからこれ以上の恐怖を感じないようにする為に、親が怒るのは『自分がダメだから』そう思い込むことで親に嫌われないように、受け入れてもらえるように親の都合の良い自分を創り上げようと努力します。
だってそうしないと子供は親に嫌われてもし捨てられてしまったら生きていけないからです。

子供を愛せない、受け入れられない。それは親の都合ですが子供にはそれがわかりません。『親に愛されていない』そんな現実を受け入れる事は子供には怖すぎてできません。だから子供は『自分がダメだから』そうやって自分を犠牲にするのです。親に愛されて安心したい。

子供の頃の願いはただそれだけだったはずです。『自分はダメ』という自己否定は子供の頃に自分を守る為に身に着けた最大の武器だったのかもしれませんね。 子供の頃は自分を守るために必要だったこの『自己否定』
大人になった今、本当に必要ですか?

●生き方はいつからでも変えられる

自己否定というメリット利用して相手を思い通りにコントロールして安心感を得ようとしても決して得られることはありません。
確かに一時的に満たされる感覚は得られるかもしれませんがその満たされた感覚が長続きしない事はきっと本人が一番わかっているはずです。
出来る自分や出来ない自分
優しい自分や冷たい自分
卑怯でずるい自分や素直な自分
笑ったり怒ったり泣いたりする自分
頑張る自分やへこたれる自分
本当は色んな自分がいる事を知り、無能でもなく万能でもない等身大の自分を受け入れる事はとても大切です。
親に求めていた安心感をを他人に求めるのではなく、大人の自分が自分を認めることで安心感を育てていけると自己否定という武器は必要なくなるかもしれませんね。
お悩み事の問題整理にはぜひ電話カウンセリングをご利用くださいね。

【千葉県】くぼきじゅんこ

千葉県成田市
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