とりあえず「はい」と言ってしまう、断れない人の心理とは?

こんにちは。
北海道で活動している心理セラピストの大咲けいこです。

今回はついつい「はい」「わかりました」と
言ってしまう人の心理について書いてみたいと思います。

「はい」の乱発の危険性

例えば職場でのある風景。

上司:この資料、今日中に作ってくれる?
Aさん:(え…、私の仕事、全然終わってないのに)…はい。

そして、

Aさん:資料できました!
上司:ありがとう,じゃあ次はこれもお願い
Aさん:(また!?なんで私ばっかり!)…はい。

その後Aさんはイライラしたまま残業決定となるのでした…。

このように本当は断りたいのについ「はい」と言ってしまう方もいるのではないでしょうか?

この「はい」の乱発、実は人間関係においてやっかいになることがあります。

ほぼ「はい」しか言わない人は、周りから意識的にも無意識的にも

「この人は断らない人だ」
「多少無理させても大丈夫な人だ」
「雑に扱っても文句は言わないだろう」

という認識になりがちです。もちろん全てではないですよ。

でもあなたも「はい」と言ってくれる人の方が何かと頼みやすいですよね。
だから「はい」の乱発はある意味リスクを伴うのです。

なので上記の例だったら

「今は急ぎの案件があるので無理です。」
「この仕事がひと段落したら手伝えます。」
「いつまでにやればいいですか?」
等を伝えられたら良いですよね。

そうすると相手も
「この人は断わる選択肢もある人だ」
「いろいろ配慮しなければいけないな」
という認識に変わるかもしれません。

だから「はい」の乱発はやめましょう!!!

…と,頭ではわかっていても
それが中々できないという人もいるのではないでしょうか?

「はい」を言い続けるメリット

ではもし、「はい」と言わなかったら何が起こりそうな感じがしますか?

・ワガママなヤツ、使えないヤツって思われそう
・相手を困らせて傷つけてしまいそう
・自分が意地悪をしている気持ちになりそう
・気まずい空気が流れていたたまれなくなりそう
・周りから「あれくらい手伝えばいいのに」と陰口を叩かれそう
・周りから断るなんて冷たい人って思われそう
・相手が怒りそう
・仲間外れにされそう

こんな事が起こったら辛くて逃げ出したくなりますよね。

でもこれ、ほぼ「はい」しか言っていない人にとっては『起こりそう』なだけで実際はまだ何も起こっていないハズです。

また「ちゃんと断わってます!」という人も,
ゴリ押しされると最終的には折れる…なんて事はありませんか?

結局は我慢して「はい」と言ってしまう…。
イライラ不満を感じながらもそうしてしまうのには
はい,メリットがあるのですね。

いつも「はい」と言っていれば,イイ人・優しい人でいられます。
人に嫌われません。人の役に立つことで充実感・優越感・満足感も得られます。
ここに居ていいという安心感も得られます。
そう,いい事いっぱいなのです。

でも,あなたが我慢している事には変わりありません。

我慢は怒りに変わり
「なんで私ばっかり!」という被害者意識も強くなります。
でも相手の要求はどんどんエスカレートしていきます。
それが積もり積もって爆発して
突然相手にぶつけてしまったり突発的に仕事を辞めたりストレスで体調を崩してしまったり…なんてことも起こりかねないのです。

「はい」を言ってイイ状態を保っていたハズが結局は自分から壊してしまうなんて本末転倒ですよね。

「はい」以外の選択肢がわからない理由

このイイ人を装いながら我慢している感覚、
小さい頃から身に覚えはありませんか?

たとえば
・お兄ちゃんでしょ・お姉ちゃんでしょと言われてきた
・親が支配的だったのでずっと従ってきた
・親の期待が高くそれに応え続けてきた
・不安定で可哀想な親の精神的お世話をしてきた

そう、あなたがイイコでいれば全て丸く収まっていたのです。
この感覚,今の感覚と似ていませんか?

子供は本来,「好き」「嫌い」「嬉しい」「悲しい」「イヤ」など感情豊かな存在です。

それを素直に表現できないのは
親に受け入れてもらえなかった傷つきや
死に匹敵する恐怖を感じたからだと思います。

子供は一人では生きていけないから。
親に依存するしか生きる術がないから。

だから頭を止めて感情を凍結させていつもニコニコ「はい」と言って
親の支配を受け入れて生きていくほかなかったのかもしれません。

でも考えてみてください。

確かに子供の頃は仕方なかったかもしれませんが
大人になった今,その生き方は必要でしょうか?

どう生きたいかはいつからでも選べる

いい様に利用され、我慢する人生。
そんな自分を損ねた人生を、あなたはまだ続けたいですか?

もうイヤだ!と思ったあなたにまず必要なことは
相手に「イヤです」や「無理です」等を言う前に
あなたの感情やあなた自身を大切にすると、あなたが決めることです。

ただ大切にすると決めることは,
「はい」を言って得ていたメリットを手放すことでもあります。

嫌な思いをするかもしれないし
周りから白い目で見られるかもしれないし
相手が困ってしまうかもしれない。

そのリスクを負ってでも,あなたがどうしていきたいのか?が大切です。

「はい」と言って相手の下に入りまやかしの居場所や安心を貰い続けるのか?

それとも自分を優先するリスクを負った上で大人同士の関係を築いていくのか?

あなたはどちらを選びたいですか?

つい「はい」と言ってしまう嫌だが言えない断ることができないそんなお悩みをお持ちの方は是非電話カウンセリングをご利用くださいね。

コラム担当者の紹介:協会推薦セラピスト 

【北海道】大咲 けいこ

北海道札幌市
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