リラックスできない…!体の悩みにも心理的な理由がある!?

こんにちは。
埼玉・東京で活動している公認心理セラピストひがしさやかです。

今回は「体がいつも緊張していてリラックスできない…」
そんなお悩みに応えていきます。

リラックスできない…実はセラピーに来られる方にそんなお悩みを感じている方、たくさんいらっしゃいます。

・いくらマッサージをしても凝りが改善しない
・眠りが浅い
・疲れやすい

など、リラックスできないとさまざまな問題を抱えやすくなります。
体の緊張が解けないことと、心理的な問題は密接につながっています。
こんな時、心と体に何が起こっているのでしょうか。

リラックスできない!体も心も休まらないあなたへ

こんな問題を感じることはないですか?

・体がガッチガチで、いくらマッサージを受けても改善しない
・眠りが浅い、寝付けない
・頭が常に回転していて、考えることでいっぱい
・何も起こってないのに、人に近づくと体が緊張する
・目上の人や、なんとな〜く苦手な人を前にすると、体が萎縮して固まってしまう
・いつも冷静で、感情があまり動かない

これらは、全てリラックスできない状態と関連してます。
体が休まらないと、心も休まりません。
疲れやすさや倦怠感、鬱っぽさを同時に抱えていることもあります。
これでは、日常生活もしんどいですよね。

反対に、リラックスしないのが当たり前過ぎて、疲れやすさも感じなければ、感情の起伏も感じない…何も感じないまま休まず活動し続けて、ある日突然体が動かなくなる…危険なケースもあります。 

体が常に非常事態!警戒アラートが鳴っている状態かも!?

実は、これは体が常に警戒態勢にあることが問題かもしれません。
「警戒態勢」とは
外部の脅威にいつでも対応できるように…
体を緊張させて、自分を守っている状態です。

幼少期にこんな環境にあったことが考えられます。

・親から虐待・罵倒を受けてきた
・家族間で喧嘩が絶えなかった
・お父さんがお母さんを殴る様子などを見てきた(面前DV)
・親が自殺未遂など、自分の命を損なう行為をしていた
・親が病弱だった
・親が家出を繰り返していた
・親の教育が厳しく、常に高い理想を求められてきた
・思い通りにならないと、ヒステリックになる親だった

これらは自分の命を脅かされる状況です。

自分が攻撃されるのはもちろん、親の命が脅かされることも自分の命の危機につながります。
子どもは親がいないと生きていけません。
いわば、親の命や気持ちと一心同体となって生きています。

面前でお母さんがお父さんに殴られる…
お母さんが病弱…
親が自分の命を粗末にしている…
親がいつ、いなくなってしまうかわからない…


こんな風に親の命が脅かされたり、消えてしまうような体験も、子どもにとっては死に匹敵する恐怖となるんですね。
そして、この時に、誰も助けてくれる存在がいなければ、子どもは、筋肉をぐっと固めて身を守り、恐怖や痛みなどの感情や感覚を感じないように麻痺させ、その場をなんとかやり過ごすことで生き延びようとします。
そう、いつでも外側の脅威に対応できるよう身を固めることで、自分の命を守ろうとするんですね。

しかも、このような状況が継続的にくり返されるとしたら…
お家の中では、リラックスすることは、命取りになることです…

「体を緊張させていたら、生きていられる」
「体を緩めることは、死ぬこと」
この感覚を抱えたまま大人になり、体を緩めることができないことで心身の問題を抱えやすくなります。

試しに心の中で呟いてみてください。

「私の命は誰にも守ってもらえません」
「私は安心するのが怖い」
しっくりくるようなら、この感覚を持っている可能性が高いです。

体を緊張させることが、身を守ること…でもこれが続くと、体が悲鳴をあげてしまう

「体を緊張させることが身を守ること」
であるのは間違いないことです。
現実的に目の前に命を脅かす危険があるのであれば…。

でも常にこの感覚を持っている人は
安心して体を緩めても大丈夫な状況でも、過剰に体を固め続けてしまいます。
目の前の現実に、いつどんな脅威がやってくるかわからない過去を重ねてしまうからです。

雪山でモコモコの防寒具は、必要な防衛ですが、
暖房がガンガンに効いた温かい部屋で同じ装備は、過剰防衛ですよね…?
熱いのにモコモコのダウンを脱がないでいるのって、不自然だなって思いませんか。

常にそれが心と体に起こっているということです。
これが続くとどうなってしまうでしょうか…

当然、体が緩まらないので疲れやすくなります。
寝ても疲れが取れなかったり、緊張する分、体力を使うのですぐに疲れてしまったりと、日常的な倦怠感にもつながっていきます。

また、神経が常に高ぶっているために疲れを感じにくかったり、休む感覚がわからないために体を酷使してしまうことも。

いずれにしろ、体を緩められないのであれば、いつか体は限界を迎えてしまいます。

休める体になるためには…

体には、休息が必要です。
休むからこそ、良いパフォーマンスもできるし、健やかな体は心も健康にしてくれます。充実感や幸福感にもつながっていきます。

では体をリラックスさせるにはどうしたらいいのでしょうか?
「体の力を緩めること」が「命に関わること」という体の思い込みを少しづつ緩めていくことが解決につながります。

体の緊張感は、いつも過去の体験の中にいるまま、時間が止まっている状態です。

「体を緩めても死なない」
「怖いことはもう起こっていない、終わったこと」
「今はもう安心安全の場所にいる」
と、命の危機体験は、過去のこととして終わらせていくことです。

頭で理解するのではなく、体感覚で体験することが重要です。

そのために、心理セラピーの中では、体を使ってワークを重ねていきます。
そして、現実をしっかり、今の自分の目で見ることです。
現実には何も怖いことは起こっていないことを、ちゃんと目で見て、体で感じて、確かめていきます。

そうすることで、体を緩める許可が降りていきます。

ただし、今の体の緊張は自分を守るためにあるもの。

無理にリラックスしようとするのではなく、まずは、「いつも守ってくれてありがとう」と体を労わることから始めてあげてください。
トラウマケアは一人で無理に行わず、信頼できる専門家にご相談くださいね。
 

コラム担当者の紹介:協会公認セラピスト ひがしさやか  


【得意分野】
・心理セラピー
・インナーチャイルドワーク

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