人の不幸を願ってしまう心理

神戸で活動している、リトリーブサイコセラピー協会推薦心理セラピストの日吉マリコです。

今日は「人の不幸を願ってしまう心理」についてお話していきますね。

…と、さらりと書きましたが、、、

なかなかヘビーなテーマですよね。

日本人って優しくていい人が多いので、恨みや妬みや嫉妬、復讐…なんていう感情をないものにしてしまう人が多い様に感じるのですが

感情や感覚って、自然にわき上がってくるものなので、そもそもないことになんてできないんですよね。

そして感情や感覚の否定って、「自己否定」に繋がりますから、どんな感情や感覚も良い悪いではなく

ただ「私は今こう感じてるな」と、受け止めていけばいいと思うんです。

では本題に移りますね。

あなたは人の幸せを喜べますか?

世の中全ての人の幸せを喜べとは言いませんが、親しい人や大切な人の幸せは、できるなら喜びたいものですよね。

…とは思っているものの、

彼氏ができた友人の

結婚が決まった従姉妹の

私よりも先に妊娠した妹の

昇進が決まった同僚の

幸せに嫉妬して「おめでとう」「よかったね」と素直に言うことができなかった経験がありませんか…!?

その場では、精一杯の笑顔を作り祝福してみるものの、家に帰り一人になると「なにあの子…!?浮かれてバカみたい」と悪態をついたり

「よくあんな冴えない男と結婚する気になったわねぇ、だいぶ結婚を焦ってたのね」と、人が手に入れた幸せをけなしてみたり

「昇進したら責任や重圧が増えて大変だと思うから気を付けてね。前任の方もストレスで体調を壊されたそうじゃない…」と親切を装いつつ、昇進が決まった同僚の不安を煽ることをしてみたり

そして幸せそうな人たちと自分を比べて、自分がちっぽけな存在に思えて落ち込んだり。

そしてこう思うのです、、、

「振られたらいいのに!」

「二股かけられてたらいいのに!」

「借金癖のあるDV男ならいいのに!」

「離婚したらいいのに!」

「仕事で大失敗して左遷されたらいいのに!」

いい人そうな振りをして生きているそこのあなたも、きっと一度はそんな風に思ったことがありますよね…!?w

さてさて、では一体なぜ人は他人の不幸を願ってしまうのでしょうか…!?

他人の不幸を願ってしまう人には、ある特徴がある気がします。

それは「私はこんなに苦労しているのに」と思っているということ。

私はこんなに毎日頑張って生きているのに報われない…

なのに何であの人だけいい思いをしているの…!? ずるいっ!!!

だから幸せそうに見えるあの人が許せない。

ついつい不幸を願ってしまう。

私は、この「ずるい」という感覚にポイントがある気がしています。

だってね、

冷静に考えてみたら、相手は何もずるいことはしていないんですよ。

なのに「ずるい」と、あたかも相手が悪くて自分が被害者であるかのような表現を取るんです。

それはなぜかというと、

被害者でいると、相手を攻撃してもいいという免罪符が得られたような気持ちになるからなんです。

幸せを手に入れたあの人に嫉妬したり、妬ましく感じたりする嫌な自分を正当化するために、相手が悪いんだというすり替えを無意識に頭の中で行っているんですね。

凄くないですか?

みんな一体、どれだけいい人でいないといけないと思っているんでしょうね…。

そしてここからが、私が声を大にして伝えたいことなんですが、

あなたが妬ましいと感じている相手がですよ、

もし
振られたり、離婚したり、流産したり、浮気されたり、会社が倒産したり、、、

という、不幸な体験をした時

私たちの脳は、なんと喜びを感じるそうなんです…!!!

妬み対象者が、不幸な目に遭ったり罰を受けている(かのように思える)時

この時、脳内ではドーパミンが放出され、喜びや快感を感じるんだそうです。

「ざまあみろ」と勝ち誇った様な気持ちになる時に、私たちの脳内では恐らくドーパミンが放出されているんでしょうね。

さて、脳内麻薬と言われるくらい気持ちのよいドーパミンなんですが

そんなに快感を得ることができるなら、中毒になる人が出てきそうですよね。

そうなんです、実はこのドーパミンに依存していまう人は沢山いるんです。

学校や会社やママ友や自分が所属するコミュニティ内で

いつも正しくない人を見つけ出しては「あの人は間違っている」と裁き続けている人。

あるいは、匿名のSNSの世界で自分にとって何の実害もない芸能人の浮気や不倫等のゴシップネタを、声高に吊し上げては叩いている人たち。

その人たちは、もしかすると妬み対象が不幸になった時や罰を受けている時に脳内に放出される、ドーパミンの中毒になっているかもしれませんね。

では、ドーパミン依存にならないためには、どうしたらいいのでしょうか?

人間なら誰しも

「あの人羨ましいなぁ」
「私もああなりたいなぁ」

と思うことがあるはずです。

その時に

「あの人だけずるい!」と感じてしまうところに、一度疑問を持ってほしいのです。

ずるいと感じるということは、相手はずるをしたということになります。

あなたがしてはいけないと禁止していることを、相手がやったとあなたは感じているということです。

相手は一体、何をしましたか?

そう、相手は「幸せを手に入れた」んですよね?

ということは、「幸せを手に入れること」を、あなたは自分で禁止していませんか?

もしそうなら

あなたはこれからも、周りの人が幸せになる度に相手の不幸を願い続けることがやめられないかもしれませんね。

だけどね

あなた自身が「幸せになる」と決めることができれば、他人の不幸を願う必要ってありますか?

あなたが「幸せになる」と決めることができたとしたら

他人の不幸を願う必要は自然となくなっていきますよ。

あなたはどちらの人生を選びたいですか?

ちなみに私は昔、ナチュラルに他人の不幸を願う女でしたよ…w

だけど幸せに生きると決意して、我慢せずにやりたいことに挑戦し続けていたら

いつの間にか周りの人の幸せを一緒に喜べる私に変わっていました。

それでは、また半年後くらいにお会いしましょうね~!

心理セラピスト 日吉マリコ

次の瞬間には何が起きるかわからない、バイオレンスな家庭で育つ。

自分の命を大切に扱ってもらえた感覚がなく、自己重要感はゼロ。

何かを成し遂げなければ生きる価値はないと、いつも周りと戦い続ける人生を歩んできた。

当然安心感も全くなく、人と関わり傷付くことが怖いのに、友達がいない変な人と思われたくないから人に近付くという、拗らせた愛着障害。

人一倍恐怖が強く、一時期パニック発作で電車にも乗れなくなっていた私が、こんなにも楽に生きられるきっかけとなったリトリーブサイコセラピーを

今、生きることが辛くてたまらない人たちに伝え、一人でも沢山の人が楽にその人らしく生きていくためのお手伝いをするべく、神戸で活動しています。